特許
J-GLOBAL ID:201803004362462062

接地形計器用変圧器の故障検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-190896
公開番号(公開出願番号):特開2018-054467
出願日: 2016年09月29日
公開日(公表日): 2018年04月05日
要約:
【課題】一次巻線における層間短絡故障を精度良く検出する接地形計器用変圧器の故障検出方法を得る。【解決手段】ステップS11において、三次巻線33における零相電圧3voが“0”ある(Y)か否か(N)を判定し、NOの場合はステップS12に移行する。ステップS12において、二次RS線間電圧E2RSの値と二次TR線間電圧E2TRの値(絶対値)とが同レベルの関係にあり、かつ、これら2つの線間電圧(E2TR,E2RS)の値が残りの1つの線間電圧である二次ST線間電圧E2STの値より大きい(Y)か否か(N)を判定する。そして、ステップS12でYESの場合にステップS16でR相・層間短絡故障が発生したと判定し、警報を出力する。【選択図】図10
請求項(抜粋):
接地形計器用変圧器の故障検出方法であって、 前記接地形計器用変圧器は、三相交流電源系統における第1相、第2相及び第3相に対応した第1、第2及び第3の部分変圧器を含み、 前記第1〜第3の部分変圧器はそれぞれ、星形に結線された一次巻線、星形に結線された二次巻線、及び開放三角形に結線された三次巻線を有し、 (a)前記第1〜第3の部分変圧器の三次巻線より得られる零相電圧が“0”でない有意な値を有する第1の故障要因の有無を判定するステップと、 (b)前記第1〜第3の部分変圧器のうち2つの部分変圧器間における二次巻線の線間電圧となる3つの二次線間電圧のうち、2つの二次線間電圧が他の1つの二次線間電圧より大きくなる第2の故障要因の有無を判定するステップと、 (c)前記ステップ(a)及び(b)の判定結果を参照して、前記第1及び第2の故障要因が共に有るか否かに基づき、前記接地形計器用変圧器における層間短絡故障の有無を判定するステップとを備える、 接地形計器用変圧器の故障検出方法。
IPC (2件):
G01R 31/02 ,  H02H 3/34
FI (2件):
G01R31/02 ,  H02H3/34 P
Fターム (7件):
2G014AA03 ,  2G014AA15 ,  2G014AB04 ,  2G014AC19 ,  5G058AA02 ,  5G058DE01 ,  5G058EF02

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