特許
J-GLOBAL ID:201803004520276581

逆電気透析を利用して水素を発生させる方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小野 尚純 ,  奥貫 佐知子 ,  平川 さやか
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-225692
公開番号(公開出願番号):特開2018-083957
出願日: 2016年11月21日
公開日(公表日): 2018年05月31日
要約:
【課題】逆電気透析を利用して、効率よく水素を発生することができる方法及び装置を提供する。【解決手段】互いに導通している電極板1a,1bの間に、複数枚の陰イオン交換膜Aと陽イオン交換膜Cとを交互に配置し、電極板1a,1bと陰イオン交換膜Aまたは陽イオン交換膜Cとの間に形成される室を電解液Eが流される主電極室7,9とし、陰イオン交換膜Aの一方の面側に形成される室を濃厚室3として高濃度電解質溶液Hを流し、陰イオン交換膜Aの他方の面側に形成される室を希薄室5として低濃度電解質溶液Lを流す逆電気透析方法において、交互に配列されている陰イオン交換膜Aと陽イオン交換膜Cとの間に導電性板13が挿入された構造の水電気分解ユニット11を形成させ、導電性板13の両面側においてイオン交換膜A,Cとの間に各形成される2つの室を、それぞれ疑似電極室15a、15bとし、疑似電極室15a、15bのそれぞれに電解液Eを流し、一方の疑似電極室15aにも水素を発生させることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに導通している一対の電極板の間に、複数枚の陰イオン交換膜と陽イオン交換膜とを交互に配置し、該電極板と陰イオン交換膜または陽イオン交換膜との間に形成される室を主電極室とし、該主電極室のそれぞれに電解液を流すと同時に、陰イオン交換膜或いは陽イオン交換膜の一方の面側に形成される室を濃厚室として相対的に濃度の高い電解質溶液を流し、陰イオン交換膜或いは陽イオン交換膜の他方の面側に形成される室を希薄室として相対的に濃度の低い電解質溶液を流す逆電気透析方法において、 前記複数枚の陰イオン交換膜と陽イオン交換膜とが交互に配置される並びの途中に、陰イオン交換膜及び陽イオン交換膜のいずれかから各選ばれる2枚のイオン交換膜が対面し、且つその間に導電性板が挿入された構造の水電気分解ユニットを1以上形成させ、 前記導電性板の両面側においてイオン交換膜との間に各形成される2つの室を、それぞれ疑似電極室とし、該疑似電極室のそれぞれに電解液を流し、一方の疑似電極室に水素を発生させることを特徴とする逆電気透析方法。
IPC (6件):
C25B 1/10 ,  B01D 61/42 ,  C02F 1/469 ,  B01D 61/50 ,  C25B 9/00 ,  H01M 14/00
FI (6件):
C25B1/10 ,  B01D61/42 ,  C02F1/46 103 ,  B01D61/50 ,  C25B9/00 Z ,  H01M14/00 Z
Fターム (42件):
4D006GA17 ,  4D006HA47 ,  4D006HA48 ,  4D006JA43Z ,  4D006JA44Z ,  4D006MA13 ,  4D006MA14 ,  4D006PB02 ,  4D006PB03 ,  4D006PB04 ,  4D061DA02 ,  4D061DA04 ,  4D061DB09 ,  4D061EB12 ,  4D061EB13 ,  4D061EB28 ,  4D061EB30 ,  4D061EB31 ,  4K021AA01 ,  4K021AA03 ,  4K021BA03 ,  4K021BB01 ,  4K021BB03 ,  4K021BC01 ,  4K021DB06 ,  4K021DB15 ,  4K021DB18 ,  4K021DB19 ,  4K021DB20 ,  4K021DB21 ,  4K021DB31 ,  4K021DB36 ,  4K021DC03 ,  5H032AA08 ,  5H032BB08 ,  5H032CC11 ,  5H032CC16 ,  5H032CC25 ,  5H032EE08 ,  5H032HH02 ,  5H032HH05 ,  5H032HH10

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