特許
J-GLOBAL ID:201803004639666655

手動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 脩 ,  木村 群司 ,  山本 喜一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-190710
公開番号(公開出願番号):特開2018-054018
出願日: 2016年09月29日
公開日(公表日): 2018年04月05日
要約:
【課題】シフトセレクトシャフトの撓みを抑制する手動変速機を提供すること。【解決手段】手動変速機は、シャフト1に固定されたシフトセレクトシャフトヘッド2と、シフトセレクトシャフトヘッド2に連結されるセレクトインナーレバー4と、シフトセレクトシャフトヘッド2に一体形成されたガイドピン6と、ガイドピン6と係合するガイドプレート7と、を備えている。手動変速機は、シフトセレクトシャフトヘッド2及びセレクトインナーレバー4の連結部4aと、ガイドピン6及びガイドプレート7の係合部6aとが、第一仮想平面P1と第二仮想平面P2とで区画される四つの領域のうちの一つの領域R1内に配置される。これにより、連結部4aに入力されるセレクト操作力L1を減ずるようにガイドピン6に係合部6aから反力L2が入力され、シャフト1を撓ませる合力Lを小さくできる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
軸線の方向に沿って移動するとともに前記軸線の回りに回動するシフトセレクトシャフトと、 前記シフトセレクトシャフトに固定されて、前記シフトセレクトシャフトと一体に移動するとともに回動する連結部材と、 前記連結部材に連結され、且つ、前記シフトセレクトシャフトが回動するために入力された操作力に基づき、前記シフトセレクトシャフト及び前記連結部材が前記軸線の回りに回動するように前記連結部材を押圧するレバー部材と、 前記シフトセレクトシャフトの外周面から突出して設けられ、前記シフトセレクトシャフトの前記軸線の方向に沿った移動及び前記軸線の回りの回動に応じて、前記シフトセレクトシャフトと一体に移動するとともに回動するガイドピンと、 前記シフトセレクトシャフトの前記移動及び前記回動に応じて変位する前記ガイドピンと係合する部分に溝部が形成され、且つ、前記シフトセレクトシャフトの前記移動及び前記回動を案内するガイドプレートと、を備え、 前記シフトセレクトシャフトの前記移動及び前記回動のうちの一方であるセレクト作動によって前記シフトセレクトシャフトに連結された複数のフォークのうちの一つのフォークが選択され、前記シフトセレクトシャフトの前記移動及び前記回動のうちの他方であるシフト作動によって前記選択されたフォークが作動して変速段が形成されて変速作動が完了する手動変速機であって、 前記連結部材が前記レバー部材に連結する連結部と、 前記ガイドピンが前記ガイドプレートに形成された前記溝部に係合する係合部と、を有し、 前記変速作動の完了に伴って前記ガイドピン及び前記ガイドプレートが前記係合部にて係合し、且つ、前記ガイドピンが前記シフトセレクトシャフトの前記回動を規制した状態で、 前記シフトセレクトシャフトの部分を支点とし、前記連結部を力点とし、前記係合部を作用点とし、前記支点、前記力点及び前記作用点が同一仮想平面上に存在するとき、前記力点に入力された前記操作力の作用方向に対して前記作用点にて発生する反力の作用方向が反対となるように、 前記連結部材、前記レバー部材、前記ガイドピン及び前記ガイドプレートが配置された手動変速機。
IPC (2件):
F16H 63/20 ,  F16H 61/34
FI (2件):
F16H63/20 ,  F16H61/34
Fターム (13件):
3J067AA04 ,  3J067AB02 ,  3J067AC05 ,  3J067BA18 ,  3J067DA01 ,  3J067DA52 ,  3J067EA23 ,  3J067EA25 ,  3J067EA31 ,  3J067EA61 ,  3J067FA42 ,  3J067FB61 ,  3J067GA01

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