特許
J-GLOBAL ID:201803004807852117
二次電池用負極の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-122826
公開番号(公開出願番号):特開2017-228398
出願日: 2016年06月21日
公開日(公表日): 2017年12月28日
要約:
【課題】透けの発生が抑制され、ロール間隙の調整幅が広い、二次電池用負極の製造方法を提供すること。【解決手段】負極活物質を含有する湿潤粉体101が調製される。第1ロール間隙21に、湿潤粉体101が供給されることにより、粉体層102が形成される。第2ロール間隙22に、粉体層102および集電箔104が供給されることにより、集電箔104の表面に負極合材層103が形成される。負極活物質の平均粒径D50〔μm〕、負極活物質の最大粒径Dmax〔μm〕、負極活物質のタップ密度ρ〔g/cm3〕、および負極合材層の目付量Cw〔mg/cm2〕が、式(I):D50×ρ÷Cw≦2.9を満たし、かつ式(II):Dmax×ρ÷Cw<9.3を満たすように、二次電池用負極が製造される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1回転ロール、第2回転ロールおよび第3回転ロールを備え、
前記第1回転ロール、前記第2回転ロールおよび前記第3回転ロールは、回転軸が互いに平行であり、
前記第1回転ロールと前記第2回転ロールとの間に第1ロール間隙が形成されており、
前記第2回転ロールと前記第3回転ロールとの間に第2ロール間隙が形成されている、塗工装置により、二次電池用負極を製造する二次電池用負極の製造方法であって:
負極活物質を含有する湿潤粉体を調製すること;
前記第1ロール間隙に、前記湿潤粉体を供給することにより、粉体層を形成すること;および
前記第2ロール間隙に、前記粉体層および集電箔を供給することにより、前記集電箔の表面に負極合材層を形成すること;
を含み、
前記負極活物質の平均粒径D50〔μm〕、前記負極活物質の最大粒径Dmax〔μm〕、前記負極活物質のタップ密度ρ〔g/cm3〕、および前記負極合材層の目付量Cw〔mg/cm2〕が、下記式(I)および(II)を満たすように、前記二次電池用負極が製造される、
二次電池用負極の製造方法。
D50×ρ÷Cw≦2.9 (I)
Dmax×ρ÷Cw<9.3 (II)
IPC (3件):
H01M 4/04
, H01M 4/02
, H01M 4/64
FI (3件):
H01M4/04 A
, H01M4/02 Z
, H01M4/64 A
Fターム (24件):
5H017AA03
, 5H017AS02
, 5H017BB08
, 5H017BB12
, 5H017BB19
, 5H017CC01
, 5H017HH00
, 5H017HH03
, 5H017HH05
, 5H017HH06
, 5H050AA19
, 5H050BA17
, 5H050CB07
, 5H050CB08
, 5H050CB09
, 5H050DA03
, 5H050DA04
, 5H050GA10
, 5H050GA22
, 5H050GA29
, 5H050HA00
, 5H050HA05
, 5H050HA08
, 5H050HA12
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