特許
J-GLOBAL ID:201803005440034460

選択還元型触媒の劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 川口 嘉之 ,  世良 和信 ,  平川 明 ,  関根 武彦 ,  今堀 克彦 ,  宮下 文徳 ,  小久保 篤史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-215056
公開番号(公開出願番号):特開2018-071490
出願日: 2016年11月02日
公開日(公表日): 2018年05月10日
要約:
【課題】本発明は、添加装置から添加剤が添加されているときのSCR触媒から流出する排気のNH3濃度に基づいて、該SCR触媒の劣化診断を行う劣化診断装置において、NH3の積層吸着に起因する診断精度の低下を抑制することを課題とする。【解決手段】本発明は、添加装置から排気中へ通常時より多くの添加剤を添加するための診断用添加処理が実行されている状態でSCR触媒から流出する排気のNH3濃度に基づいて、SCR触媒の劣化診断を行う劣化診断装置であって、診断用添加処理の実行期間のうち、SCR触媒が積層吸着可能な状態となる期間では、SCR触媒へ流入する排気の水分濃度を高めることで、該SCR触媒の雰囲気を積層吸着の起こりにくい雰囲気とするようにした。【選択図】図5
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に配置された選択還元型触媒と、 前記選択還元型触媒より上流の排気中にNH3又はNH3の前駆体である添加剤を添加する添加装置と、 前記選択還元型触媒から流出する排気のNH3濃度を検出する検出手段と、 前記選択還元型触媒によるNOX浄化を目的として前記添加装置から添加される添加剤より多量の添加剤を前記添加装置から添加させる処理である診断用添加処理を実行する制御手段と、 前記診断用添加処理の実行時に前記検出手段が検出するNH3濃度に基づいて、前記選択還元型触媒の劣化診断を行う診断手段と、 を備える、選択還元型触媒の劣化診断装置であって、 前記選択還元型触媒の温度を取得する取得手段と、 前記診断用添加処理の実行期間のうち、前記取得手段により取得される温度が所定温度以下となる期間では、前記取得手段により取得される温度が前記所定温度より高くなる期間に比べ、前記選択還元型触媒へ流入する排気の水分濃度を高くする処理を行う処理手段と、 を更に備えることを特徴とする、選択還元型触媒の劣化診断装置。
IPC (4件):
F01N 3/20 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/00 ,  B01D 53/94
FI (4件):
F01N3/20 C ,  F01N3/08 B ,  F01N3/00 F ,  B01D53/94 222
Fターム (43件):
3G091AA11 ,  3G091AA17 ,  3G091AA18 ,  3G091AB05 ,  3G091AB06 ,  3G091AB13 ,  3G091AB15 ,  3G091BA14 ,  3G091BA33 ,  3G091CA17 ,  3G091EA01 ,  3G091EA05 ,  3G091EA07 ,  3G091EA17 ,  3G091EA33 ,  3G091FB10 ,  3G091FB12 ,  3G091GA06 ,  3G091GB09X ,  3G091HA10 ,  3G091HA15 ,  3G091HA16 ,  3G091HA36 ,  3G091HA37 ,  3G091HA42 ,  3G091HB05 ,  4D148AA06 ,  4D148AB02 ,  4D148AB07 ,  4D148AC03 ,  4D148BA03Y ,  4D148BA10Y ,  4D148BA11Y ,  4D148BA35Y ,  4D148BA36Y ,  4D148BA39Y ,  4D148BB02 ,  4D148CC32 ,  4D148CD05 ,  4D148DA01 ,  4D148DA02 ,  4D148DA09 ,  4D148DA11

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