特許
J-GLOBAL ID:201803005513054405
エレベータの非常止め装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
曾我 道治
, 梶並 順
, 大宅 一宏
, 上田 俊一
, 吉田 潤一郎
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016071851
公開番号(公開出願番号):WO2018-020572
出願日: 2016年07月26日
公開日(公表日): 2018年02月01日
要約:
エレベータの非常止め装置において、制動楔部材は、昇降体の非常制動時に引き上げられてガイドレールに押し付けられる。逆楔部材は、枠体の逆楔ガイド面に沿って枠体に対して上下動可能であり、かつ、逆楔ガイド面に接している逆楔接合面と、上方へ行くに従って逆楔接合面から離れる対向面とを有している。ばね装置は、逆楔部材の上方への変位に抵抗力を与える。また、ばね装置は、制動楔部材の上方への変位量の増大に対して発生する力の変化が変位初期よりも小さくなる領域を持つ非線形特性を有している。
請求項(抜粋):
ガイドレールに案内されて昇降する昇降体に設けられており、かつ、上方へ行くに従って前記ガイドレールから離れる逆楔ガイド面を有している枠体、
前記枠体に対して上下動可能であり、かつ、前記ガイドレールに対向する制動面と、上方へ行くに従って前記制動面に近付く制動楔接合面とを有しており、前記昇降体の非常制動時に引き上げられて前記ガイドレールに押し付けられる制動楔部材、
前記逆楔ガイド面に沿って前記枠体に対して上下動可能であり、かつ、前記逆楔ガイド面に接している逆楔接合面と、上方へ行くに従って前記逆楔接合面から離れる対向面とを有しており、非常制動時に前記逆楔ガイド面に押し付けられる逆楔部材、及び
前記枠体と前記逆楔部材との間に設けられており、前記逆楔部材の上方への変位に抵抗力を与えるばね装置
を備え、
前記ばね装置は、前記制動楔部材の上方への変位量の増大に対して発生する力の変化が変位初期よりも小さくなる領域を持つ非線形特性を有しているエレベータの非常止め装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
3F304DA43
, 3F304DA45
, 3F304DA47
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