特許
J-GLOBAL ID:201803005709396258
計算機システム及び再帰型ニューラルネットワークを用いた演算方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人藤央特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-075587
公開番号(公開出願番号):特開2018-180701
出願日: 2017年04月05日
公開日(公表日): 2018年11月15日
要約:
【課題】複数の時系列データを入力として扱うリザーバコンピューティングにおいて、高精度かつ高速な処理を実現する。【解決手段】入力部、リザーバ部、及び出力部から構成される再帰型ニューラルネットワークを用いた演算処理を実行する計算機システムであって、入力部は、複数の時系列データを受け付ける入力ノードを含み、リザーバ部は、時間遅延を伴う一つの非線形ノードを含み、出力部は、出力値を算出する出力ノードを含み、入力部は、受け付けた複数の時系列データの各々に対してサンプル及びホールド処理、並びにマスク処理を実行することによって、複数の入力ストリームを算出し、複数の入力ストリームの各々に対して時間のズレを与える時間シフト処理を実行し、時間シフト処理が実行された複数の入力ストリームの各々を重ね合わせることによって入力データを算出する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
入力部、リザーバ部、及び出力部から構成される再帰型ニューラルネットワークを用いた演算処理を実行する計算機システムであって、
前記計算機システムは、少なくとも一つの計算機を備え、
前記少なくとも一つの計算機は、演算装置及び前記演算装置に接続されるメモリを有し、
前記入力部は、複数の時系列データを受け付ける入力ノードを含み、
前記リザーバ部は、前記入力部が出力する入力データを受け取る、時間遅延を伴う少なくとも一つの非線形ノードを含み、
前記出力部は、前記リザーバ部からの出力を受け付ける出力ノードを含み、
前記入力部は、
複数の時系列データを受け付け、
前記複数の時系列データの各々を第1の時間幅に分割し、
前記複数の時系列データの各々について、前記第1の時間幅に含まれる時系列データに対してサンプル及びホールド処理を実行することによって、第1の入力ストリームを算出し、
複数の第1の入力ストリームの各々について、前記第1の入力ストリームを第2の時間幅で変調するマスク処理を実行することによって、複数の第2の入力ストリームを算出し、
前記複数の第2の入力ストリームの各々に対して、時間のズレを与える時間シフト処理を実行し、
前記時間シフト処理が実行された複数の第2の入力ストリームの各々を重ね合わせることによって前記入力データを算出することを特徴とする計算機システム。
IPC (1件):
FI (1件):
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