特許
J-GLOBAL ID:201803005755999200

遊星歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 脩 ,  山本 喜一 ,  木村 群司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-134734
公開番号(公開出願番号):特開2018-004021
出願日: 2016年07月07日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】遊星歯車の内周面とキャリヤ軸部材との間に配置される軸受の耐久性を向上させることができる遊星歯車装置を提供すること。【解決手段】遊星歯車セット40において、第一流路45及び第二流路46の流路中心線C1,2は、遊星歯車の回転中心軸線A2からオフセットしている。また、遊星歯車セット40の軸方向一方側から見た場合に、第一流路45及び第二流路46の流路中心線C1,C2は、第一流路45及び第二流路46の外周側の幅方向中心C12,C22と遊星歯車の回転中心軸線A2とを含む平面に対して90度未満の交差角を有し、且つ、接線T12に対する第一流路45の流路中心線C1の反時計回り方向への傾斜角度Θ1は、接線T22に対する第二流路46の流路中心線C2の反時計回り方向への傾斜角度Θ2とは異なる。【選択図】図6A
請求項(抜粋):
ハウジングと、 前記ハウジングに収容される内歯車又は外歯車である太陽歯車と、 前記ハウジングに収容されると共に前記太陽歯車に噛合する外歯車である遊星歯車と、 前記遊星歯車に挿入されるキャリヤ軸部材と、 前記遊星歯車の内周面に対し、前記キャリヤ軸部材の外周面を回転可能に前記キャリヤ軸部材を支持する軸受と、 前記キャリヤ軸部材の軸方向両端を支持し、前記遊星歯車が軸方向へ変位することを規制するキャリヤ支持部材と、 を備え、 前記遊星歯車は、 前記遊星歯車の軸方向一方側を向く端面に凹設され、前記遊星歯車の軸方向一方側に向けて開口する第一流路と、 前記遊星歯車の軸方向他方側を向く端面に凹設され、前記遊星歯車の軸方向一方側に向けて開口する第二流路と、 を備え、 前記第一流路及び前記第二流路の内周側の開口部における幅方向中心と前記第一流路及び第二流路の外周側の開口部における幅方向中心とを結ぶ流路中心線は、前記遊星歯車の回転中心軸線からオフセットし、 前記遊星歯車の軸方向一方側から見た場合に、前記第一流路及び前記第二流路の前記流路中心線は、前記第一流路及び前記第二流路の外周側の幅方向中心と前記遊星歯車の回転中心軸線とを含む平面に対して90度未満の交差角を有し、 前記遊星歯車の軸方向一方側から見た場合であって軸方向一方側から見て時計回り方向へ前記遊星歯車が回転する際に、前記第一流路の外周側の幅方向中心と前記遊星歯車の回転中心軸線とを含む平面に直交する線に対する前記第一流路の前記流路中心線の反時計回り方向への傾斜角度は、前記第二流路の外周側の幅方向中心と前記遊星歯車の回転中心軸線とを含む平面に直交する線に対する前記第二流路の前記流路中心線の反時計回り方向への傾斜角度とは異なる、遊星歯車装置。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16H 1/28
FI (3件):
F16H57/04 L ,  F16H1/28 ,  F16H57/04 D
Fターム (14件):
3J027FA22 ,  3J027GB03 ,  3J027GC13 ,  3J027GC22 ,  3J027GD08 ,  3J027GD12 ,  3J027GE14 ,  3J063AB12 ,  3J063AC01 ,  3J063BA11 ,  3J063CB04 ,  3J063XD03 ,  3J063XD28 ,  3J063XD46

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