特許
J-GLOBAL ID:201803005821436980
妊娠関連疾患を同定するin vitro方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-532841
公開番号(公開出願番号):特表2018-536170
出願日: 2016年09月12日
公開日(公表日): 2018年12月06日
要約:
本発明は、歯肉溝滲出液(GCF)等の低侵襲試料から単離された一連のバイオマーカーの発現又は濃度のレベルから逸脱する妊娠関連疾患、特に妊娠糖尿病又は妊娠高血圧腎症に罹るリスクがあるヒト被験体を同定する又はスクリーニングするin vitro方法に関する。さらに、本発明の方法は、妊娠の初期段階で高い感度及び特異度を提供し(以下に示される実施例及び図を参照されたい)、本発明の方法が、妊娠関連疾患、特に妊娠糖尿病又は妊娠高血圧腎症の該疾患の初期段階における検出に対して強力で費用対効果の大きい方法であることを意味し、したがって、母親及び赤ん坊の両者に対する非常に長期的で有害な作用を回避する有効な治療を獲得する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
妊娠糖尿病又は妊娠高血圧腎症からなる一覧から選択される妊娠関連疾患を発症するリスクがある被験体をスクリーニングするin vitro方法であって、
(a)スクリーニングされる被験体、好ましくはヒト被験体から得られた歯肉溝滲出液(GCF)試料中の少なくとも胎盤性血管新生ペプチド(PlGF)、胎盤性アルカリホスファターゼ(PLAP)若しくは抗血管新生因子sFlt-1(sFlt-1)の発現のパターン若しくはレベル、又はエクソソーム若しくは微小胞等の細胞外小胞(EV)の濃度レベルを測定することと、
(b)スクリーニングされる前記ヒト被験体の少なくとも胎盤性血管新生ペプチド(PlGF)、胎盤性アルカリホスファターゼ(PLAP)若しくは抗血管新生因子sFlt-1(sFlt-1)の前記発現のパターン若しくはレベル、又はエクソソーム若しくは微小胞等の細胞外小胞(EV)の濃度レベルを、既に確立された発現のパターン又はレベルと比較することと、
を含み、
ここで、少なくとも胎盤性血管新生ペプチド(PlGF)、胎盤性アルカリホスファターゼ(PLAP)若しくは抗血管新生因子sFlt-1(sFlt-1)の差次的発現、又はエクソソーム若しくは微小胞等の細胞外小胞(EV)の濃度レベルが、妊娠糖尿病又は妊娠高血圧腎症からなる一覧から選択される妊娠関連疾患の指標である、方法。
IPC (6件):
G01N 33/68
, G01N 33/50
, G01N 33/15
, A61K 31/155
, A61P 3/10
, C12Q 1/685
FI (6件):
G01N33/68
, G01N33/50 Z
, G01N33/15 Z
, A61K31/155
, A61P3/10
, C12Q1/6851 Z
Fターム (21件):
2G045AA25
, 2G045CB06
, 2G045DA36
, 2G045FB03
, 4B063QA01
, 4B063QA19
, 4B063QQ03
, 4B063QQ53
, 4B063QR08
, 4B063QR42
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QS16
, 4B063QS25
, 4B063QX02
, 4C206AA01
, 4C206HA31
, 4C206MA01
, 4C206MA04
, 4C206NA10
, 4C206ZC35
引用特許: