特許
J-GLOBAL ID:201803005929653243
クロマトグラフ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人京都国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016070026
公開番号(公開出願番号):WO2017-149794
出願日: 2016年07月06日
公開日(公表日): 2017年09月08日
要約:
目的成分の保持時間が変化する場合でも正しく測定することができるクロマトグラフ装置を提供する。 クロマトグラフ装置において、複数の目的成分の測定パラメータと、前後して溶出する2つの目的成分の測定パラメータの切替時間を含む測定条件と、該切替時間を予め決められた目的成分の保持時間から求める計算式とが保存された記憶部41と、測定データ蓄積部42と、試料の測定時にカラム13の種類及び移動相の種類と流速が同じである先行測定データが存在するかを判定する先行測定データ判定部43と、先行測定データが存在しない場合には前記測定条件に基づいて測定を実行し、先行測定データが存在する場合には直近の先行測定データから目的成分の保持時間を求め、該保持時間と計算式から更新切替時間を決定し、切替時間を更新切替時間に変更して測定を実行する測定実行部44とを備える。
請求項(抜粋):
試料に含まれる複数の成分を時間的に分離して測定するクロマトグラフ装置であって、
a) 測定対象試料に含まれていることが想定される複数の目的成分のそれぞれに対応付けられた測定パラメータと、前後してカラムから溶出する2つの目的成分の測定パラメータを切り替えるタイミングである切替時間を含む測定条件と、該切替時間を前記複数の目的成分のうちの、予め決められた1乃至複数の目的成分の保持時間を用いて求める計算式と、が保存された記憶部と、
b) 当該クロマトグラフ装置を用いた測定により取得されるデータが、当該測定におけるカラムの種類及び移動相の種類と流速に関する情報とともに蓄積される測定データ蓄積部と、
c) 測定対象試料の測定時に、カラムの種類及び移動相の種類と流速が当該測定と同じである測定において前記1乃至複数の目的成分を測定して得たデータである先行測定データが前記測定データ蓄積部に存在するか否かを判定する先行測定データ判定部と、
d) 前記先行測定データが存在しない場合には前記測定条件に基づいて前記測定対象試料の測定を実行し、前記先行測定データが存在する場合には直近の先行測定データから前記1乃至複数の目的成分の保持時間を求め、該保持時間と前記計算式から新たな切替時間である更新切替時間を決定し、前記測定条件に含まれる切替時間を前記更新切替時間に変更して前記測定対象試料の測定を実行する測定実行部と、
を備えることを特徴とするクロマトグラフ装置。
IPC (4件):
G01N 30/86
, G01N 30/72
, G01N 30/74
, G01N 27/62
FI (6件):
G01N30/86 G
, G01N30/86 M
, G01N30/72 C
, G01N30/74 E
, G01N27/62 X
, G01N27/62 C
Fターム (11件):
2G041CA01
, 2G041DA05
, 2G041EA04
, 2G041EA06
, 2G041FA08
, 2G041GA03
, 2G041GA09
, 2G041GA13
, 2G041HA01
, 2G041KA01
, 2G041LA07
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