特許
J-GLOBAL ID:201803005992559427

HTLV-I感染細胞の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-044086
公開番号(公開出願番号):特開2018-148884
出願日: 2018年03月12日
公開日(公表日): 2018年09月27日
要約:
【課題】in situ PCR による非特異的増幅を抑制し、HTLV-I感染細胞をフローサイトメトリーによって検出することができるHTLV-I感染細胞の検出方法を提供すること。【解決手段】HTLV-I感染細胞の検出方法は、(1)固定・透過処理工程、(2)タンパク質分解工程、(3)in situ PCR工程、(4)検出工程を含み、二本鎖標的配列を含むPCR産物の両端には、UniPrimerに由来する蛍光領域が形成される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
HTLV-I感染細胞の検出方法であって、 以下の工程: (1)ヒト血液から分離されたCD4陽性T細胞とBD Cytofix/Cytoperm bufferとを混合する第1固定・透過処理工程; (2)前記細胞と、25〜150μg/mLのプロテイナーゼKとを混合して、30〜60°Cで10〜45分間反応させるタンパク質分解工程; (3)UniPrimer、第1プライマー、第2プライマー、dNTPsおよびDNAポリメラーゼを含むPCR反応液と、前記細胞とを混合し、ポリメラーゼ連鎖反応によってHTLV-Iプロウィルスを含む二本鎖標的配列を増幅させるin situ PCR工程;および (4)前記in situ PCR工程で得られたPCR産物の蛍光をフローサイトメトリーによって検出する検出工程 を含み、 前記in situ PCR工程において、前記二本鎖標的配列は、一本鎖標的配列と、前記一本鎖標的配列と相補的な相補的一本鎖標的配列とからなり、 前記第1プライマーは、前記一本鎖標的配列の5’末端配列と、この配列の5’末端側に付加された前記UniPrimerの3’末端配列とを含み、 前記第2プライマーは、前記一本鎖標的配列の3’末端側と相補的な相補配列と、この相補配列の5’末端側に付加された前記UniPrimerの3’末端配列とを含み、 前記二本鎖標的配列を含むPCR産物の両端には、前記UniPrimerに由来する蛍光領域が形成されることを特徴とするHTLV-I感染細胞の検出方法。
IPC (1件):
C12Q 1/68
FI (1件):
C12Q1/68 A
Fターム (3件):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19

前のページに戻る