特許
J-GLOBAL ID:201803006052553494

電解液用の固体緩衝物質及びそれを利用したフロー電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 小川 護晃 ,  奥山 尚一 ,  西山 春之 ,  関谷 充司 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-538324
公開番号(公開出願番号):特表2018-508941
出願日: 2016年01月21日
公開日(公表日): 2018年03月29日
要約:
【課題】フロー電池やその他の電気化学システム用の電解液は、活物質として溶存ヘキサシアノ鉄錯体を含有することができる。活物質の安定性を促進するために、この電解液をアルカリ性に緩衝することが望ましい場合がある。但し、一方では、緩衝物質がヘキサシアノ鉄錯体の溶解度を容認できないレベルにまで不必要に低下させてしまう場合がある。【解決手段】ヘキサシアノ鉄の濃度が高められた組成物は、溶存ヘキサシアノ鉄錯体を含有する水溶液と、当該水溶液に接触している固体緩衝物質とを含み得る。固体緩衝物質は、水溶液において固体緩衝物質の飽和濃度を得るのに必要な量より多い量で存在している。フロー電池や他の電気化学システムは、この組成物を電解液として含むことができる。適切な固体緩衝物質を使用することにより、ヘキサシアノ鉄錯体以外の活物質を含有する電解液の安定化も可能である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶存ヘキサシアノ鉄錯体を有する水溶液と、 前記水溶液に接触している固体緩衝物質と、を含み、 前記固体緩衝物質の量は、前記水溶液において前記固体緩衝物質の飽和濃度を得るのに必要な量よりも多い、組成物。
IPC (2件):
H01M 8/18 ,  C01C 3/12
FI (2件):
H01M8/18 ,  C01C3/12
Fターム (5件):
5H126AA03 ,  5H126BB10 ,  5H126GG02 ,  5H126JJ05 ,  5H126JJ08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電気二重層キャパシタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-048399   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭56-167617

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