特許
J-GLOBAL ID:201803006201097510

交差結合領域の配向性を有する二重可変領域抗体様結合タンパク質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 結田 純次 ,  竹林 則幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-014527
公開番号(公開出願番号):特開2018-087211
出願日: 2018年01月31日
公開日(公表日): 2018年06月07日
要約:
【課題】4つの抗原結合部位を形成する4つのポリペプチド鎖を含む抗体様結合タンパク質の提供。【解決手段】2つのポリペプチド鎖VL1-L1-VL2-L2-CL、及びVH2-L3-VH1-L4-CH1-Fcを有し、VL1、VL2は、各々第1、第2の免疫グロブリン軽鎖可変ドメインであり;VH1、VH2は、各々第1、第2のの免疫グロブリン重鎖可変ドメインであり、CLは、免疫グロブリン軽鎖定常ドメインであり、CH1は、免疫グロブリンCH1重鎖定常ドメインであり、Fcは、免疫グロブリンヒンジ領域、及びCH2、CH3免疫グロブリン重鎖定常ドメインであり、及びL1、L2、L3及びL4は、アミノ酸リンカーであり、そして、2つののポリペプチドは、交差軽鎖-重鎖対を形成する、上記抗体様結合タンパク質。【選択図】図2
請求項(抜粋):
4つの抗原結合部位を形成する4つのポリペプチド鎖を含んでなる抗体様結合タンパク質であって、ここで、2つのポリペプチド鎖は式: VL1-L1-VL2-L2-CL [I] で表わされる構造を有し、 そして2つのポリペプチド鎖は式: VH2-L3-VH1-L4-CH1-Fc [II] で表わされる構造を有し、 ここで: VL1は、第1の免疫グロブリン軽鎖可変ドメインであり; VL2は、第2の免疫グロブリン軽鎖可変ドメインであり; VH1は、第1の免疫グロブリン重鎖可変ドメインであり; VH2は、第2の免疫グロブリン重鎖可変ドメインであり; CLは、免疫グロブリン軽鎖定常ドメインであり; CH1は、免疫グロブリンCH1重鎖定常ドメインであり; Fcは、免疫グロブリンヒンジ領域、及びCH2、CH3免疫グロブリン重鎖定常ドメインであり;及び L1、L2、L3及びL4は、アミノ酸リンカーであり; そしてここで、式Iのポリペプチド及び式IIのポリペプチドは、交差軽鎖-重鎖対を形成する、上記抗体様結合タンパク質。
IPC (2件):
C07K 19/00 ,  C07K 16/00
FI (2件):
C07K19/00 ,  C07K16/00
Fターム (23件):
4C085AA13 ,  4C085AA14 ,  4C085BB11 ,  4C085BB17 ,  4C085BB31 ,  4C085CC03 ,  4C085CC04 ,  4C085CC05 ,  4C085CC08 ,  4C085CC22 ,  4C085CC23 ,  4C085DD33 ,  4C085DD51 ,  4C085DD62 ,  4C085EE01 ,  4C085GG01 ,  4C085GG08 ,  4C085GG10 ,  4H045AA11 ,  4H045BA41 ,  4H045DA75 ,  4H045FA74 ,  4H045GA26
引用特許:
審査官引用 (2件)

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