特許
J-GLOBAL ID:201803006309579619

再生機関を回復させる、プロテオームの欠陥を補正する、寿命を延長するための、胎盤由来幹細胞およびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-514934
公開番号(公開出願番号):特表2018-520211
出願日: 2016年05月27日
公開日(公表日): 2018年07月26日
要約:
本発明は、例えば再生機関を回復させること、および老化対象の寿命を延長することによって老化の作用を低減させるための、例えば胎盤由来幹細胞(PDSC)などの幹細胞の使用に部分的に関する。経時的に対象の組織中の分化細胞の数に対する幹細胞の数の比率を維持するかまたは増加させるための方法であって、対象に有効量の幹細胞の集団を投与することを含む、方法が本明細書で提供される。さらに、経時的に対象の組織中の幹細胞の数を維持するかまたは増加させる方法であって、対象に有効量の幹細胞の集団を投与することを含む、方法が提供される。また、対象の組織中に存在する老化幹細胞の表現型またはプロテオームを変更する方法であって、対象に有効量の幹細胞の集団を投与することを含む、方法も本明細書で提供される。
請求項(抜粋):
(i)対象に有効量の幹細胞の集団を投与するステップを含む、経時的に対象の組織中の分化細胞の数に対する幹細胞の数の比率を維持するかまたは増加させるための方法であって、該比率は、経時的に対照対象の組織中の分化細胞の数に対する幹細胞の数の比率と比較して、経時的に維持されるかまたは増加する、方法; (ii)対象に有効量の幹細胞の集団を投与するステップを含む、経時的に対象の組織中の幹細胞の数を維持するかまたは増加させる方法であって、対象の組織中の幹細胞の数は、対照対象の同じ組織中の幹細胞の数と比較して、経時的に維持されるかまたは増加する、方法; (iii)対象に有効量の幹細胞の集団を投与するステップを含む、対象の組織中に存在する老化幹細胞の表現型を変更する方法であって、該量は、老化幹細胞の表現型が、対照対象の組織中に存在する老化幹細胞の表現型と比較して変更されるように、老化幹細胞の環境的ニッチを変更するのに有効である、方法; (iv)対象に有効量の幹細胞の集団を投与するステップを含む、対象の組織中の老化細胞のプロテオームを変更する方法であって、該量は、老化細胞のプロテオームを変更するのに有効であり、変更されたプロテオームは、対照対象の組織中のより若い細胞に見出される1つまたは複数のバイオマーカーを含む、方法;または (v)対象に有効量の幹細胞の集団を投与するステップを含む、対象の組織中の老化細胞のトランスクリプトームを変更する方法であって、該量は、老化細胞のトランスクリプトームを変更するのに有効であり、変更されたトランスクリプトームは、対照対象の組織中のより若い細胞に見出される1つまたは複数の転写物を含む、方法 である方法。
IPC (12件):
A61K 35/15 ,  A61K 35/28 ,  A61K 35/30 ,  A61K 35/50 ,  A61K 35/545 ,  A61K 35/35 ,  A61K 35/38 ,  A61K 35/36 ,  A61K 35/51 ,  A61K 35/52 ,  A61K 35/34 ,  A61P 43/00
FI (12件):
A61K35/15 Z ,  A61K35/28 ,  A61K35/30 ,  A61K35/50 ,  A61K35/545 ,  A61K35/35 ,  A61K35/38 ,  A61K35/36 ,  A61K35/51 ,  A61K35/52 ,  A61K35/34 ,  A61P43/00 107
Fターム (9件):
4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BB63 ,  4C087DA31 ,  4C087MA16 ,  4C087MA66 ,  4C087NA14 ,  4C087ZB22 ,  4C087ZC52

前のページに戻る