特許
J-GLOBAL ID:201803006516975303
ストレージシステムおよび管理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-140192
公開番号(公開出願番号):特開2018-010557
出願日: 2016年07月15日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】停電時のバックアップ処理によるバッテリの放電量が抑制される可能性を高める。【解決手段】マスタ装置の制御部13は、電源2が停電すると、ストレージ制御装置10,20,30のそれぞれにおいて、キャッシュ領域11a,21a,31aにそれぞれ記憶されたダーティデータ全体を、不揮発性メモリ12,22,32に格納するのではなく、それらのダーティデータの一部を、隣接するストレージ制御装置20,30,10のミラーキャッシュ領域21b,31b,11bからそれぞれ不揮発性メモリ22,32,12に格納する。このとき、不揮発性メモリ12,22,32への格納量の差が所定範囲内に収まるように、キャッシュ領域11a,21a,31aからの格納量とミラーキャッシュ領域21b,31b,11bからの格納量との比率が決定される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電源と、循環的に配列され、前記電源から供給される電力によって動作する複数のストレージ制御装置とを有し、
前記複数のストレージ制御装置のそれぞれは、
キャッシュ領域およびミラーキャッシュ領域を含む揮発性メモリと、
不揮発性メモリと、
前記キャッシュ領域のデータを、前記複数のストレージ制御装置の配列において所定方向側に隣接する他のストレージ制御装置の前記ミラーキャッシュ領域にミラーリングする制御部と、
前記電源の停電時に、前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリへデータを格納するための電力を供給するバッテリと、
を有し、
前記複数のストレージ制御装置のうち、あらかじめ決められたマスタ装置の前記制御部は、
前記電源が停電すると、前記複数のストレージ制御装置のそれぞれにおいて、前記キャッシュ領域に記憶されたダーティデータを第1のデータと第2のデータとに分類し、前記キャッシュ領域に記憶された前記第1のデータを第1のバックアップデータに指定するとともに、前記所定方向側に隣接する前記他のストレージ制御装置の前記ミラーキャッシュ領域に記憶された、前記第2のデータのミラーデータを第2のバックアップデータに指定し、前記分類では、前記複数のストレージ制御装置のそれぞれにおいて、前記キャッシュ領域に指定された前記第1のバックアップデータと前記ミラーキャッシュ領域に指定された前記第2のバックアップデータとの合計データ量の差が所定範囲内に収まるように、前記複数のストレージ制御装置のそれぞれにおける前記第1のデータと前記第2のデータとのデータ量の比率を決定し、
前記複数のストレージ制御装置のそれぞれにおいて、前記第1のバックアップデータと前記第2のバックアップデータとが前記不揮発性メモリに格納されるように制御する、
ストレージシステム。
IPC (3件):
G06F 3/06
, G06F 12/08
, G06F 12/086
FI (7件):
G06F3/06 304Z
, G06F3/06 304B
, G06F3/06 302A
, G06F3/06 304N
, G06F12/08 557
, G06F12/08 541Z
, G06F12/08 501F
Fターム (7件):
5B005MM11
, 5B005NN12
, 5B005WW15
, 5B205JJ01
, 5B205MM11
, 5B205NN82
, 5B205WW15
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