特許
J-GLOBAL ID:201803006640382426
免震具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
梶原 康稔
, 高久 由紀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-229573
公開番号(公開出願番号):特開2018-084129
出願日: 2016年11月25日
公開日(公表日): 2018年05月31日
要約:
【課題】設置が容易で、かつ簡単な構成で、振動の伝達を抑制する免震具を提供する。【解決手段】免震具10は、建造物の基礎60と土台70の間に配置されるとともに、アンカーボルト80が貫通している。免震具10は、基礎側基板20と土台側基板30と、これらの間に挟まれる多数の剛球40と、これら剛球40の枠や仕切りとなる複数のリング50〜54により構成される。基礎側基板20は、略円板状であって、中央に開口部22を有し、外縁には外枠24を有している。土台側基板30は、略円板状であって、中央に開口部32を有し、内縁に内枠34を有している。両基板20,30の間には、多数の剛球40が弾性を有する外側リング50と、内側リング52と、これらの間に配置された中間リング54で仕切られている。地震が起きると、剛球40の転動により基礎60と土台70が相対的にずれ、振動の伝播が抑制される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
建造物の基礎と土台の間に配置される免震具であって、
前記基礎側に配置され、中央部に前記基礎に固定するための固定具が貫通する開口部を有し、外周に、前記土台側へ向けて伸びた外枠を有する基礎側基板と、
前記土台側に配置され、中央部に、前記固定具よりも大きい開口部を有し、該開口部の縁に、前記基礎側へ向けて伸びた内枠を有する土台側基板と、
前記両基板の間に挟まれて転動可能な多数の剛球と、
前記両基板の間に配置され、前記多数の剛球が内側に収容されるとともに、前記各基板の面に対し水平方向に弾性変形可能な環状の外側リングと、
前記両基板の間に配置され、前記外側リングとの間に前記多数の剛球を挟むとともに、前記各基板の面に対し水平方向に弾性変形可能であって、前記内枠よりも径が大きい環状の内側リングと、
を備えたことを特徴とする免震具。
IPC (2件):
FI (2件):
E04H9/02 331D
, F16F15/04 E
Fターム (9件):
2E139AA01
, 2E139AC22
, 2E139CA14
, 2E139CA16
, 3J048AA03
, 3J048BC07
, 3J048BG02
, 3J048DA01
, 3J048EA38
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