特許

J-GLOBAL ID：201803006652862997

温度検出装置を備えたガスコンロ

発明者： 安田 明彦
出願人/特許権者： 株式会社ハーマン
代理人 (1件)： 西澤 均
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-124741
公開番号（公開出願番号）：特開2017-227399
出願日： 2016年06月23日
公開日（公表日）： 2017年12月28日
要約：

【課題】調理用具の下面に調理用具の温度を検知する温度センサが的確に当接しているか否かを判別することが可能な温度検出器を備え、適切な加熱制御を行うことが可能なガスコンロを提供する。【解決手段】制御部が、サーミスタにより調理用具の温度を検出する温度検出モードと、サーミスタの温度を上昇させる温度上昇モードと、温度上昇モードを終了した後、サーミスタによる温度検出値の変化に基づいて当接体が調理用具の底面に当接しているか否かを判定する当接検出モードとを実行し、温度上昇モードを終了した後、所定時間の経過時点におけるサーミスタによる温度検出値が、温度上昇モードの開始直前におけるサーミスタによる温度検出値より所定の閾値温度差以上大きいとき、当接体が調理用具の底面に当接していないと判定し、コンロバーナによる加熱を行わないようにする。【選択図】図4

請求項（抜粋）：

ガスコンロ本体の上面のトッププレートに形成したバーナ用開口を経て、その外周に形成された炎孔部が前記トッププレートの上方に突出するように設けられた環状のコンロバーナと、 このコンロバーナの点消火および火力の制御を行う制御部と、 前記コンロバーナにて加熱される調理用具が載置される五徳と、 前記調理用具の底面温度を検出する温度検出装置と、を備え、かつ、 前記温度検出装置が、前記ガスコンロ本体の任意の固定部に固定されて縦方向に伸びる固定側支持部材と、前記固定側支持部材の外側に嵌挿されるとともに、上方に付勢され、かつ、上下動可能に支持された移動側支持筒と、前記移動側支持筒の上端に配設され、前記調理用具の上下動に追随して上下動することにより、前記調理用具の底面に常時当接するように構成された当接体と、前記当接体の下面側に、前記当接体と熱的に結合するような態様で配設されたサーミスタと、を備えたガスコンロであって、 前記制御部は、前記サーミスタによって前記調理用具の底面温度を検出する温度検出モードと、前記サーミスタの温度を上昇させる温度上昇モードと、この温度上昇モードを終了した後、前記サーミスタによる温度検出値の変化に基づいて前記当接体が前記調理用具の底面に当接しているか否かを判定する当接検出モードと、を実行し、 前記当接検出モードにおいて、前記温度上昇モードを終了した後、所定時間の経過時点における前記サーミスタによる温度検出値が、前記温度上昇モードの開始直前における前記サーミスタによる温度検出値より、所定の閾値温度差以上大きいとき、前記当接体が前記調理用具の底面に当接していないと判定し、 前記制御部が、前記当接検出モードの実行によって前記当接体が前記調理用具の底面に当接していないと判定した場合、前記コンロバーナによる加熱を行わないこと を特徴とする、温度検出装置を備えたガスコンロ。

IPC (2件)：

F24C 3/12 ,  F24C 3/02

FI (3件)：

F24C3/12 X ,  F24C3/02 H ,  F24C3/12 G

引用特許：

審査官引用 (1件)

• ガスコンロ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2014-127488   出願人：リンナイ株式会社