特許
J-GLOBAL ID:201803006845462473
測角装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
特許業務法人信友国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-180212
公開番号(公開出願番号):特開2018-044872
出願日: 2016年09月15日
公開日(公表日): 2018年03月22日
要約:
【課題】低価格なSDRユニットを2個用いて、相互のSDRユニットから得られるIQデータから初期位相を除去することができる、測角装置を提供する。【解決手段】アレイアンテナと、クロック同期を施した2個のSDRユニットとの間にDPDTスイッチを設ける。電波入射角算出部は、受信電波に含まれるフレームヘッダパターンを検出したらDPDTスイッチを切り替える。そして、第一のIQデータと、第二のIQデータにフレーム同期を施した上で、DPDTスイッチを切り替える直前と直後の位相角の差同士を減算することで、電波の入射角度に由来する位相差φを得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第一のアンテナと、
前記第一のアンテナから所定の距離だけ離れた位置に配置される第二のアンテナと、
搬送波波長がλである電波を受信し、前記電波の信号を周波数変換しデジタル化した第一のIQデータを出力する第一のソフトウェア受信機と、
前記第一のソフトウェア受信機と基準クロックが同期しており、搬送波波長が前記λである電波を受信し、前記電波の信号を周波数変換しデジタル化した第二のIQデータを出力する第二のソフトウェア受信機と、
前記第一のアンテナと、前記第二のアンテナと、前記第一のソフトウェア受信機と、前記第二のソフトウェア受信機との間に設けられ、第一の制御状態において、前記第一のアンテナと前記第二のアンテナとの何れか一方を前記第一のソフトウェア受信機に接続すると共に他方を前記第二のソフトウェア受信機に接続し、第二の制御状態において、前記第一の制御状態とは逆に、前記第一のアンテナと前記第二のアンテナとを、前記第一のソフトウェア受信機と前記第二のソフトウェア受信機に接続する、DPDTスイッチと、
前記第一のIQデータを格納する第一のフレームバッファと、
前記第二のIQデータを格納する第二のフレームバッファと、
前記第一のフレームバッファまたは前記第二のフレームバッファからフレームの開始位置を示すパターンを検出して、前記DPDTスイッチに制御状態を切り替える切り替え信号を出力するパターン検出部と、
前記第一のフレームバッファに格納された前記第一のIQデータと、前記第二のフレームバッファに格納された前記第二のIQデータとの時間差を検出するフレーム同期検出部と、
前記フレーム同期検出部から得た前記時間差に基づいて、前記第二のIQデータに対し、時間差を調整する遅延部と、
前記第一のIQデータから抽出するサンプルの位相角を算出して第一位相角を出力する第一位相角算出部と、
前記第二のIQデータから抽出するサンプルの位相角を算出して第二位相角を出力する第二位相角算出部と、
前記DPDTスイッチを切り替える前の段階における第一位相角と第二位相角を得て、前記第一位相角から前記第二位相角を減算した第一位相差値を得て、前記DPDTスイッチを切り替えた後の段階における第一位相角と第二位相角を得て、前記第一位相角から前記第二位相角を減算した第二位相差値を得た後、前記第一位相差値から前記第二位相差値を減算して、前記第一のアンテナと前記第二のアンテナに入来した前記電波の位相差を算出する位相差算出部と
を具備する、測角装置。
IPC (3件):
G01S 7/02
, G01S 7/285
, G01S 3/48
FI (3件):
G01S7/02 218
, G01S7/285
, G01S3/48
Fターム (6件):
5J070AB16
, 5J070AC11
, 5J070AD07
, 5J070AD08
, 5J070AH31
, 5J070AK40
引用特許:
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