特許
J-GLOBAL ID:201803006877846184

車両の電動制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-251769
公開番号(公開出願番号):特開2015-107745
特許番号:特許第6260238号
出願日: 2013年12月05日
公開日(公表日): 2015年06月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車両の車輪と一体回転する回転部材に摩擦部材を押し付ける押圧部材と、 前記押圧部材を駆動する動力を発生する電気モータと、 前記電気モータによって回転駆動されて前記押圧部材を駆動する動力伝達部材に固定されるラチェット歯車、 前記ラチェット歯車に対して相対移動可能に配置され、前記ラチェット歯車と咬み合い可能なつめ部材、及び、 通電時に前記つめ部材を前記ラチェット歯車に近づく方向に押すソレノイド、を含む駐車ブレーキ機構と、 前記電気モータ、及び、前記ソレノイドを制御する制御手段と、 前記回転部材に対する前記摩擦部材の押圧状態量を取得する押圧状態量取得手段と、 前記電気モータの回転角を取得する回転角取得手段と、 を備えた車両の電動制動装置であって、 前記制御手段は、 前記駐車ブレーキ機構の作動開始指示があったことに基づいて、 前記押圧状態量が増加するように前記電気モータへ供給される通電量を増加し、 前記押圧状態量が所定の押圧状態に達した後、前記電気モータへ供給される通電量が維持された状態で、前記つめ部材が前記ラチェット歯車に咬み合うように前記ソレノイドに通電し、 その後、前記ソレノイドへの通電が継続された状態で、前記電気モータへ供給される通電量をゼロに向けて減少し、 前記電気モータへ供給される通電量の減少が開始された時点からの所定期間に亘って、前記通電量の減少が開始された時点における前記回転角からの前記回転角の変位が所定変位未満である状態が継続されたことに基づいて、前記ソレノイドへの通電を停止する、 という一連の作動開始処理を行い、 前記所定変位は、前記ラチェット歯車の1ピッチに相当する変位、及び、前記つめ部材と咬み合うための前記ラチェット歯車の歯の傾き角に相当する変位を加算した値より大きく、且つ、前記ラチェット歯車の2ピッチに相当する変位より小さい値に設定された、車両の電動制動装置。
IPC (5件):
B60T 13/74 ( 200 6.01) ,  F16D 65/18 ( 200 6.01) ,  F16D 121/24 ( 201 2.01) ,  F16D 127/06 ( 201 2.01) ,  F16D 129/08 ( 201 2.01)
FI (5件):
B60T 13/74 G ,  F16D 65/18 ,  F16D 121:24 ,  F16D 127:06 ,  F16D 129:08
引用特許:
審査官引用 (3件)

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