特許
J-GLOBAL ID:201803006912023579
昆虫細胞において遺伝暗号拡張によって遺伝子操作されたタンパク質を調製するための手段および方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 信栄特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-527792
公開番号(公開出願番号):特表2018-534943
出願日: 2016年11月29日
公開日(公表日): 2018年11月29日
要約:
本発明は、そのアミノ酸配列中に、1個以上の同一または異なる非標準アミノ酸(ncAA)残基を含む遺伝子操作された標的ポリペプチド(TP)を調製する方法であって、昆虫細胞株(ICL)において前記TPを発現させることによる、および前記ICLにおいて新規直交性細菌性のアミノアシルtRNAシンセターゼ/tRNA対を発現させることによる方法、前記直交性tRNAシンセターゼ/tRNAの遺伝情報を前記ILCに導入するのに適しているバキュロウイルスのシャトルベクター(バクミド)、前記ILCにおいて前記の特定のtRNAを発現させるための特定の発現カセット、前記方法によって得られたTPならびに前記TPを調製するためのキットに関する。
請求項(抜粋):
そのアミノ酸配列中に、1個以上の同一または異なる非標準アミノ酸(ncAA)残基を含む標的ポリペプチド(TP)を調製する方法であって、
a)前記の1個以上のncAAの存在下で、昆虫細胞株(ICL)において前記TPを発現させるステップを含み、このステップにおいてTPをコードするヌクレオチド配列(CSTP)が、前記の1個以上のncAA残基をコードする1つ以上のセレクターコドンを含み;同時にまたは任意の順序で逐次的に、
b)前記ICLにおいて、前記の1個以上のncAA残基を、前記TPのアミノ酸配列中に導入するのに必要な、1種以上の直交性細菌性のアミノアシルtRNAシンセターゼ/tRNAncAA(O-RS/O-tRNAncAA)対を発現させるステップを含み、このステップにおいて前記の1種以上の細菌性のtRNAncAAのコード配列(CStRNAncAA)は、昆虫細胞由来調節配列(RSIC)の制御下にあり;
c)任意選択で、発現されたTPを回収するステップを含む、方法。
IPC (5件):
C12N 15/866
, C12N 5/10
, C12N 15/11
, C07K 2/00
, C12P 21/02
FI (5件):
C12N15/866 Z
, C12N5/10
, C12N15/11 Z
, C07K2/00
, C12P21/02 C
Fターム (26件):
4B064AG01
, 4B064CA02
, 4B064CA10
, 4B064CA19
, 4B064CC06
, 4B064CC15
, 4B064CC24
, 4B064CD13
, 4B064CE09
, 4B064CE10
, 4B065AA26X
, 4B065AA90X
, 4B065AA95X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065BB12
, 4B065BC03
, 4B065BD14
, 4B065CA24
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045BA10
, 4H045FA74
, 4H045GA22
, 4H045GA26
引用文献: