特許
J-GLOBAL ID:201803006983968744

電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-129225
公開番号(公開出願番号):特開2018-001877
出願日: 2016年06月29日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】異常検出部の増加に由来してトータル診断時間が長くなることを抑制可能な電子制御装置を提供する。【解決手段】電子制御装置1は遮断信号の出力元として内部監視部、外部監視装置30、及び電圧監視部53を備える。各遮断信号出力元から出力される遮断信号は何れも、論理和出力部54に入力される。論理和出力部54は、複数の遮断信号出力元のうち、少なくとも何れか1つから遮断信号が入力されている場合に、遮断信号として機能する信号を駆動回路52に出力し、駆動信号の出力を遮断する。カットパス診断部は、各遮断信号出力元の出力パターンと、論理和出力部54の出力レベルとが整合しているか否かを、出力パターン毎に判定し、その判定結果に基づいて、各カットパスを診断する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両に搭載された複数のセンサから入力されるデータに基づいて、所定のアクチュエータの制御量を算出し、その制御量に応じた制御信号を出力する演算装置(20)と、 前記演算装置から出力される前記制御信号に応じた駆動信号を生成し、前記駆動信号を前記アクチュエータに出力する駆動回路(52)と、を備える電子制御装置であって、 前記駆動回路の出力を遮断するための遮断信号を、所定の監視対象の異常動作を検出した場合に出力する遮断信号出力部(F2、30、53)を少なくとも3つ備え、 前記遮断信号出力部は、前記遮断信号として機能するカットレベルと、前記遮断信号として機能しない非カットレベルの何れかに該当するレベルの信号を出力するものであって、 前記駆動回路は、複数の前記遮断信号出力部の出力信号の論理和がカットレベルとなっている場合に前記駆動信号の出力を停止するように構成されており、 複数の前記遮断信号出力部の出力信号の論理和に相当するレベルの信号を出力する論理和出力部(54)と、 複数の前記遮断信号出力部の出力パターンと前記論理和との対応関係に基づき、前記遮断信号が流れる経路である複数のカットパスの診断を行うカットパス診断部(F31)と、 複数の前記遮断信号出力部の少なくとも1つの出力レベルをカットレベルに設定した状態において、前記演算装置から前記駆動回路に所定の制御量に対応する前記制御信号を一定時間出力させることによって、前記駆動回路の出力が前記遮断信号の前記論理和に基づいて遮断されるか否かを診断する遮断機能診断部(F32)と、を備えることを特徴とする電子制御装置。
IPC (4件):
B60R 16/02 ,  G05B 9/02 ,  F02D 9/02 ,  F02D 11/10
FI (5件):
B60R16/02 650J ,  G05B9/02 B ,  F02D9/02 341A ,  F02D11/10 Q ,  F02D9/02 351M
Fターム (17件):
3G065CA02 ,  3G065CA17 ,  3G065CA34 ,  3G065DA04 ,  3G065FA08 ,  3G065GA41 ,  3G065GA47 ,  3G065JA06 ,  3G065KA33 ,  3G065KA36 ,  5H209AA10 ,  5H209BB08 ,  5H209DD20 ,  5H209GG20 ,  5H209HH04 ,  5H209JJ05 ,  5H209JJ09
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 電子制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-183831   出願人:株式会社デンソー
  • 車載電子制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-097687   出願人:株式会社デンソー
  • 車両用電子制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-251114   出願人:株式会社デンソー
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