特許
J-GLOBAL ID:201803007039483840

油圧式オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎 ,  田川 孝由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-173617
公開番号(公開出願番号):特開2018-040399
出願日: 2016年09月06日
公開日(公表日): 2018年03月15日
要約:
【課題】油圧式オートテンショナについて、エンジンの通常運転時および補機ベルトの張力変動が大きくてテンショナが大きく押し込まれるときのそれぞれにおいて、適正な張力を補機ベルトに付与する。【解決手段】シリンダ2の内部を圧力室6とリザーバ室7に区画するプランジャを第1プランジャ4と第2プランジャ5の2者で構成し、その第1プランジャと第2プランジャとの間及び第1プランジャ4の外周に第1リーク流路14と第2リーク流路15を設けた。そして、ロッド8に加わる押し込み力が比較的小さいときには第1リーク流路14と第2リーク流路15の双方を通って圧力室6からリザーバ室7にオイルが流出し、ロッド8に加わる押し込み力が大きいときには弁機構16が第1リーク流路14を遮断し、これにより、圧力室6からのオイルが第2リーク流路15を通ってリザーバ室7に流れて大きなテンショナ反力が得られるようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内部にオイルが注入されたシリンダ(2)と、 前記シリンダ(2)の内部に摺動自在に挿入された第1プランジャ(4)と、 第1プランジャ(4)の内部に摺動自在に挿入された第2プランジャ(5)と、 前記第1プランジャ(4)と前記第2プランジャ(5)とで区画することで前記シリンダ(2)の内部に形成された圧力室(6)及びリザーバ室(7)と、 前記シリンダ(2)に挿入されて、先端を前記第2プランジャ(5)に当接させたロッド(8)と、 前記ロッド(8)を復帰方向に付勢するリターンスプリング(9)と、 前記第1プランジャ(4)の前記リザーバ室(7)側への移動に抵抗を加える切り替えスプリング(11)と、 前記圧力室(6)と前記リザーバ室(7)をつなぐ連通路(12)と、前記連通路(12)を前記圧力室(6)の圧力が前記リザーバ室(7)の圧力よりも高いときに閉鎖し、低いときに開放するチェックバルブ(13)と、 前記第1プランジャ(4)の内径面と前記第2プランジャ(5)の外径面との間に形成される第1リーク流路(14)と、 前記シリンダ(2)の内径面と第1プランジャ(4)の外径面との間に形成される第2リーク流路(15)と、 前記第1リーク流路(14)を前記圧力室(6)の圧力変動に応じて開閉する弁機構(16)と、を具備し、 前記ロッド(8)が所定値以下の力で押し込まれるときには前記圧力室(6)のオイルが前記第1リーク流路(14)と第2リーク流路(15)の両方を通って前記リザーバ室(7)に流れ、 前記ロッド(8)が所定値を超える力で押し込まれるときには前記弁機構(16)が閉弁して前記圧力室(6)のオイルが第2リーク流路(15)を通って前記リザーバ室(7)に流れる油圧式オートテンショナ。
IPC (1件):
F16H 7/12
FI (1件):
F16H7/12 A
Fターム (8件):
3J049AA01 ,  3J049BA07 ,  3J049BB05 ,  3J049BB13 ,  3J049BB23 ,  3J049BB26 ,  3J049BB35 ,  3J049CA03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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