特許
J-GLOBAL ID:201803007164572471

電気コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-153358
公開番号(公開出願番号):特開2018-022618
出願日: 2016年08月04日
公開日(公表日): 2018年02月08日
要約:
【課題】簡易な構成で、板状信号伝送媒体の挿入が行われる際における無用な導通を防止することを可能とする。【解決手段】導電性コンタクト部材13のカム受け部13b3から連結ビーム13cに至る領域に剛性を小さくした変位拡張部13b4を設け、絶縁ハウジング11の内部に板状信号伝送媒体Fを挿入する際に、導電性コンタクト部材13の接触部13a1をコンタクト収容部11cの内部に没した媒体挿入通路11aに突出しない状態に配置することで、板状信号伝送媒体Fが導電性コンタクト部材13の接触部13b1に接触させないようにする一方、アクチュエータカム12aを作用位置に回動した状態では、変位拡張部13b4の曲げ変形に基づいて導電性コンタクト部材13の接触部13b1を板状信号伝送媒体Fに当接させて良好に挟持する構成としたものである。【選択図】図9
請求項(抜粋):
配線基板上に実装した状態で使用されるものであって、 板状信号伝送媒体が挿入される媒体挿入通路を有する絶縁ハウジングと、 前記媒体挿入通路を形成している前記絶縁ハウジングの表面の一部からなり、前記媒体挿入通路の内部に挿入された前記板状信号伝送媒体を案内する媒体ガイド面と、 前記媒体ガイド面から溝状に窪む状態に凹設されたコンタクト収容部と、 前記コンタクト収容部の内部に一部が配置された導電性コンタクト部材と、 前記導電性コンタクト部材に設けられたカム受け部に回動可能に支持されて、待機位置と作用位置との間で回動操作されるアクチュエータカムと、を備え、 前記導電性コンタクト部材が、前記アクチュエータカムと当接する状態に対向配置された第1ビーム及び第2ビームと、前記第1ビーム及び第2ビームにおける延在方向の途中位置を一体的に繋ぐ連結ビームと、を有しているとともに、 前記連結ビームを境として前記第1ビーム又は第2ビームにおける延在方向の一方側に配置された前記カム受け部に支持された前記アクチュエータカムが、前記待機位置から前記作用位置に回動操作されることで前記第1ビーム及び第2ビームに弾性変位を生じさせて、当該第1ビーム及び第2ビームに設けられた接触部が、前記媒体ガイド面に沿って前記媒体挿入通路内に挿入された前記板状信号伝送媒体に当接する構成になされた電気コネクタにおいて、 前記第1ビーム及び第2ビームの一方側であって前記カム受け部から前記連結ビームに至る領域には、前記延在方向の曲げ剛性が、前記カム受け部が設けられた部位に比して小 さく設定された変位拡張部が設けられ、 前記アクチュエータカムが前記待機位置にあるときの前記第1ビーム及び第2ビームの接触部が、前記媒体ガイド面から前記コンタクト収容部の内部に没して前記媒体挿入通路に突出しない状態に配置されているとともに、 前記アクチュエータカムが前記作用位置に向かって回動操作されたときの前記第1ビーム及び第2ビームの接触部が、前記アクチュエータカムの回動操作による前記変位拡張部の曲げ変形に基づいて、前記コンタクト収容部の内部から前記媒体ガイド面に向かって変位し、前記媒体挿入通路内に配置された前記板状信号伝送媒体と当接することを特徴とする電気コネクタ。
IPC (1件):
H01R 12/88
FI (1件):
H01R12/88
Fターム (22件):
5E123AB45 ,  5E123BA04 ,  5E123BA07 ,  5E123BA08 ,  5E123BB01 ,  5E123BB12 ,  5E123CB22 ,  5E123CB29 ,  5E123CB39 ,  5E123CD02 ,  5E123CD04 ,  5E123DA05 ,  5E123DB09 ,  5E123DB11 ,  5E123DB23 ,  5E123DB25 ,  5E123EA03 ,  5E123EA13 ,  5E123EC12 ,  5E123EC22 ,  5E123EC34 ,  5E123EC47

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