特許
J-GLOBAL ID:201803007211185333

シールリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アイアット国際特許業務法人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016081337
公開番号(公開出願番号):WO2018-061222
出願日: 2016年10月21日
公開日(公表日): 2018年04月05日
要約:
軸回転数またはハウジング回転数が高い状態においても、フリクションが少なく低オイルリーク性を有し、軸回転トルクの低減可能なシールリングを提供することである。 シールリングの円周方向縦断面形状において、シールリング外周面13側からシールリング内周面12側に向かって、第1幅a1より小さい第2幅a21、a211を形成する段差部分が形成され、段差部分は、密封流体が流入するシールリング円周方向における第2幅の中心線M2が円周方向に沿って一端のシールリング合い口部内周側の合い口端面から他端のシールリング合い口部内周側の合い口端面に向かってシールリング接触面14側に移動していく軌跡を描くように形成される。
請求項(抜粋):
軸穴を有するハウジングと前記軸穴に挿入される軸を有する油圧密封装置を構成するシールリングであって、前記軸に設けられた軸環状溝に装着されて、前記ハウジングの内周面に接触し、かつ密封流体が流入する側に対向する前記軸環状溝の側壁面に摺動自在に接触して、これら部材間の環状隙間を封止するシールリングにおいて、 シールリングの円周方向縦断面形状は、シールリング外周面の軸方向幅を第1幅とするとき、前記第1幅がシールリングの軸方向の最大の幅であり、前記シールリング外周面側からシールリング内周面側に向かって前記軸外周面より軸心側の位置で、前記第1幅より小さい第2幅を形成する段差部分を形成し、 前記段差部分は、 前記第1幅を形成する軸環状溝の側壁面に摺動自在に接触するシールリング接触面とシールリング接触面に対向するシールリング受圧面のうち、少なくとも前記シールリング接触面側において円周方向全周に亘って存在し、 前記段差部分は、前記シールリングの相互に対向するシールリング合い口部において、密封流体が流入する側にシールリングの合い口端面が位置する一端のシールリング合い口部内周側の合い口端面における前記第2幅の中心線が、前記シールリングの円周方向同一縦断面における前記第1幅の中心線に対して前記シールリング受圧面側に位置するように形成され、 前記段差部分は、他端のシールリング合い口部内周側の合い口端面における前記第2幅の中心線が、前記一端のシールリング合い口部内周側の合い口端面における前記第2幅の中心線に対して前記シールリング接触面側に位置するように形成され、 前記段差部分は、前記密封流体が流入する前記シールリング円周方向における前記第2幅の中心線が円周方向に沿って前記一端のシールリング合い口部内周側の合い口端面から前記他端のシールリング合い口部内周側の合い口端面に向かってシールリング接触面側に移動していく軌跡を描くように、形成される、 ことを特徴とするシールリング。
IPC (1件):
F16J 15/327
FI (1件):
F16J15/3272
Fターム (5件):
3J043AA16 ,  3J043BA09 ,  3J043CA04 ,  3J043CB14 ,  3J043FB04

前のページに戻る