特許
J-GLOBAL ID:201803007244400175

噛合して押動しながら回動する方式を利用するギアレバー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新保 斉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-541867
公開番号(公開出願番号):特表2018-506003
出願日: 2016年02月02日
公開日(公表日): 2018年03月01日
要約:
噛合して押動しながら回動する方式を利用するギアレバー装置は、ハウジング(1)と、駆動ギア(3)を有する入力装置と、支持フレーム(2)と従動ギアセットとを有する出力装置と、固定支承ギアを有する位置決め装置とを備える。従動ギアセットはトランスファレイヤギア(5)と少なくとも一つのアイドルギアとを有する。該出力装置における従動ギアセットのうちの各ドライブギアの支持軸の軸心はサブ支承点である。ドライブギアがそれぞれに隣接するドライブギアと噛合することにより2つの噛合点を形成する。該支承点と2つの噛合点により三角形スラストエリアを形成する。少なくとも2つの首尾接続する三角形スラストエリアによって、駆動ギア(3)から固定支承ギア(4)へ湾曲するように接続されて駆動する噛合押動レバー式のトルク出力経路を形成する。これによって、ギアセットが増速に回動し、それから減速してトルクを向上させ、歯車の伝動効率を向上させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
噛合して押動しながら回動する方式を利用するギアレバー装置において、 ハウジングと、 ハウジングに収容され、少なくとも1つの回動可能に設置される駆動ギアを有する入力装置と、 少なくとも1組の回動可能な従動ギアセットを支持する支持軸が複数設置される支持フレームを少なくとも1つ有する出力装置と、 出力装置が回動する過程に回動支点を形成し、ハウジングに固定される固定支承ギアを少なくとも1つ有する位置決め装置とを備え、 前記従動ギアセットは、トランスファレイヤギアと少なくとも1つのアイドルギアとを有し、 前記トランスファレイヤギアは、上トランスファレイヤギア部と下トランスファレイヤギア部とを有し、上トランスファレイヤギア部と駆動ギアとの総歯数をMとし、下トランスファレイヤギア部と固定支承ギアとの総歯数をNとする場合、MとNとが異なるように設けられ、 固定支承ギアと噛合するアイドルギアまたはトランスファレイヤギアは、支持フレームと同方向に回動して増速し、 駆動ギアの駆動により従動ギアセットを固定支承ギアの周りに遊星式で噛合して押動しながら回動させ、支持軸を介して支持フレームを駆動して増速に回動させるように、駆動ギアが直接またはアイドルギアを介して上トランスファレイヤギア部と噛合し、下トランスファレイヤギア部が直接またはアイドルギアを介して固定支承ギアと噛合するように設けられ、 最外側に位置する支持軸の軸心が前記支持フレームに伴って回動するときに形成される運動軌跡の直径が駆動ギアの直径の1.2倍以上になるように設けられ、 駆動ギアとアイドルギアまたはトランスファレイヤギアとの噛合点は駆動点であり、アイドルギアまたはトランスファレイヤギアと固定支承ギアとの噛合点は支承点であり、支持フレームと最外側に位置する支持軸の軸心とによる交叉点は力出力点であるように設けられ、 前記出力装置における従動ギアセットのうちの各ドライブギアの支持軸の軸心はサブ支承点であり、各ドライブギアがそれぞれ隣接するドライブギアと噛合して2つの噛合点を形成し、前記支承点と2つの噛合点により三角形スラストエリアを形成し、少なくとも2つの首尾接続する三角形スラストエリアによって、駆動ギアから固定支承ギアへ湾曲するように接続されて駆動する噛合押動レバー式のトルク出力経路が一つ形成される ことを特徴とする噛合して押動しながら回動する方式を利用するギアレバー装置。
IPC (1件):
F16H 1/28
FI (1件):
F16H1/28
Fターム (10件):
3J027FA50 ,  3J027FB40 ,  3J027GA01 ,  3J027GB03 ,  3J027GC22 ,  3J027GD04 ,  3J027GD08 ,  3J027GE01 ,  3J027GE23 ,  3J027GE29
引用特許:
審査官引用 (3件)

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