特許
J-GLOBAL ID:201803007678992992

架橋したガラス繊維材料を製造するための方法および設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 蔵田 昌俊 ,  野河 信久 ,  河野 直樹 ,  井上 正 ,  鵜飼 健 ,  飯野 茂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-503648
公開番号(公開出願番号):特表2018-529609
出願日: 2016年07月28日
公開日(公表日): 2018年10月11日
要約:
本発明は、酸素に富む酸化剤を有する燃料の燃焼によって加熱される溶融炉(10)中で溶融ガラスが製造される、架橋したガラス繊維材料を製造するための方法および設備に関する。溶融ガラスは、ガラスフィラメントに変換され、フィラメントは接合されて、接合したフィラメントからシートが形成され、次にシートの架橋が行われる。溶融炉からの煙霧が、2つのステップで溶融炉からの燃焼反応物の予熱に使用され:第1のステップでは、煙霧との熱交換によって空気が加熱され、第2のステップでは、高温空気との熱交換によって燃焼反応物が予熱される。次に空気は、溶融ガラスをガラス繊維材料に変換するための方法の架橋ステップに使用される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
・溶融ガラスから少なくとも1つのストリームを紡糸する段階と、 ・前記少なくとも1つのストリームを1本以上のフィラメントに繊細化する段階と、 ・前記1本以上のフィラメントを収集する段階と、 ・収集の前または後に、前記1本以上のフィラメントに接着剤を塗布する段階と、 ・前記収集され接着剤で処理された1本以上のフィラメントを架橋させる段階と、 による、溶融ガラスがガラス繊維製品に変換されるガラス繊維製品の製造方法であって、 この方法において、前記溶融ガラスが、80体積%〜100体積%の酸素含有量を有するリッチ酸化剤を有する燃料の燃焼によって加熱される溶融炉中で製造されて、熱および煙道ガスが生成され、前記生成された煙道ガスは1000°C〜1600°Cの間の温度で前記溶融炉から排出され、 前記方法が: ・熱交換アセンブリ中での排出された煙道ガスとの熱交換によって空気が加熱されて、高温空気が得られ、 ・リッチ酸化剤および気体燃料から選択される反応物が、前記熱交換アセンブリ中での前記高温空気との熱交換によって予熱されて、予熱された反応物と、200°C〜500°Cの間の温度の中間空気とが生成され、 ・前記予熱された反応物は、前記溶融炉中で燃焼反応物として使用され、 ・前記架橋を促進するために、前記接着剤で処理され収集された1本以上のフィラメントを、二次交換器から得られる中間空気と接触させることによって、前記熱交換アセンブリから得られる中間空気が、前記収集され接着剤で処理された1本以上のフィラメントの前記架橋中に使用される、 ことを特徴とする、方法。
IPC (3件):
C03C 25/002 ,  D06M 15/19 ,  C03C 25/109
FI (3件):
C03C25/002 ,  D06M15/19 ,  C03C25/1095
Fターム (6件):
4G060BA04 ,  4G060BD21 ,  4L033AA09 ,  4L033AB01 ,  4L033AC11 ,  4L033CA10

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