特許
J-GLOBAL ID:201803007862294815
車両の制動力制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊藤 進
, 長谷川 靖
, 篠浦 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-180287
公開番号(公開出願番号):特開2018-043656
出願日: 2016年09月15日
公開日(公表日): 2018年03月22日
要約:
【課題】ABSの解除による回生ブレーキの復帰に際し、ABSの再介入を防止することで回生ブレーキの機会を増やし、実用燃費(実用電費)の向上を図る。【解決手段】回生制動力と液圧制動力とによる回生協調ブレーキ制御中にABSの制御介入を検出した場合、回生制動力をそれと等価の液圧制動力にすり替え(S11)、液圧ブレーキのみによる制動制御を行う(S18)。そしてABSの解除が検出された場合(14)、そのときの車輪スリップ量FslipがABSの再介入を予測する閾値Δgよりも低く、且つ、車速Vsが電動モータ4の回生可能な余裕速度である回生可能速度Vrよりも高い場合、回生エネルギの回収が可能と判定し、すり替えた要求液圧制動力を要求回生制動力に戻し(S17)、回生協調ブレーキ制御を再開させる(S6)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ブレーキ操作量に対応する制動力を求める制動力算出手段と、
電動モータによる回生制動力を求める回生制動力算出手段と、
ブレーキ液圧を減圧して車輪ロックを防止するロック防止手段の介入或いは解除を検出する介入検出手段と、
前記介入検出手段にて前記ロック防止手段の解除が検出された場合、前記回生制動力算出手段で求めた前記回生制動力と、前記制動力算出手段で求めた前記制動力から前記回生制動力を減算して算出した液圧制動力との協調により車輪に制動力を発生させ、前記ロック防止手段の介入が検出された場合は前記回生制動力をそれと等価の液圧制動力にすり替えて制動力を発生させる制動力制御手段と
を備える車両の制動力制御装置において、
前記介入検出手段が前記ロック防止手段の介入後の解除を検出した場合、車輪スリップ量と前記ロック防止手段の介入を判定する閾値よりも低く設定されている介入予測閾値とを比較する回生復帰判定手段を更に備え、
前記制動力制御手段は、前記回生復帰判定手段で前記車輪スリップ量が前記介入予測閾値より小さいと判定した場合、すり替えられた前記液圧制動力を前記回生制動力に復帰させ、復帰させた該回生制動力と、前記制動力から該回生制動力を減算して算出した液圧制動力との協調により前記車輪に制動力を発生させる
ことを特徴とする車両の制動力制御装置。
IPC (10件):
B60T 8/17
, B60T 8/176
, B60K 6/48
, B60W 10/08
, B60W 10/18
, B60W 20/14
, B60W 20/00
, B60L 7/24
, B60L 7/14
, B60K 6/52
FI (10件):
B60T8/17 C
, B60T8/1761
, B60K6/48
, B60W10/08 900
, B60W10/18 900
, B60W20/14
, B60W20/00 900
, B60L7/24 D
, B60L7/14
, B60K6/52
Fターム (44件):
3D202AA09
, 3D202BB15
, 3D202BB40
, 3D202BB55
, 3D202CC05
, 3D202DD00
, 3D202DD01
, 3D202DD06
, 3D202DD24
, 3D202FF04
, 3D246AA09
, 3D246EA05
, 3D246GB01
, 3D246GB39
, 3D246HA02A
, 3D246HA13A
, 3D246HA64A
, 3D246HA72B
, 3D246HA81A
, 3D246HA86B
, 3D246HA94A
, 3D246HA95A
, 3D246HB02B
, 3D246HB02C
, 3D246HB25A
, 3D246HC03
, 3D246HC07
, 3D246JA12
, 3D246JB02
, 3D246JB10
, 3D246JB41
, 3D246LA02Z
, 3D246LA73Z
, 5H125AA01
, 5H125AB01
, 5H125AC08
, 5H125AC12
, 5H125CA15
, 5H125CB02
, 5H125CB07
, 5H125DD16
, 5H125EE44
, 5H125EE51
, 5H125EE52
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