特許
J-GLOBAL ID:201803008092059126

ダイクッション制御装置及びダイクッション制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-124497
特許番号:特許第6240367号
出願日: 2016年06月23日
要約:
【課題】ダイクッション装置本体を制御するダイクッション制御装置の調整確認を、安全かつスピーディに行うダイクッション制御装置及びダイクッション制御方法を提供する。 【解決手段】ダイクッション制御装置200は、ダイクッション装置本体をモデル化したダイクッションシミュレータ230を備え、ダイクッション装置本体(実機)を駆動させるか、又はダイクッションシミュレータ230を駆動させるかを選択可能にする。ダイクッション装置本体の駆動を選択した場合には、ダイクッション圧力制御器200は通常通りに機能し、ダイクッションシミュレータ230の駆動を選択した場合には、ダイクッションシミュレータ230にシミュレーションに必要な信号を入力させ、実際のダイクッション装置本体の代わりにダイクッションシミュレータ230を使用してシミュレーション結果を取得し、ダイクッション制御装置の調整確認を可能にする。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 クッションパッドと、前記クッションパッドを支持し、プレス機械のスライドの下降時にダイクッション力を発生させる液圧シリンダと、前記液圧シリンダを駆動するための圧液を発生させる液圧ポンプ/モータと、前記液圧ポンプ/モータの回転軸に接続されたサーボモータと、前記液圧シリンダのクッション圧発生側加圧室の圧力を検出する圧力検出器と、入力する第1のトルク指令信号に基づいて前記サーボモータを駆動する駆動部と、を有するダイクッション装置本体を制御するダイクッション制御装置であって、 予め設定されたダイクッション圧力を示すダイクッション圧力指令信号を出力するダイクッション圧力指令器と、 前記ダイクッション装置本体を駆動させる第1の駆動モード、又は前記ダイクッション装置本体をモデル化したダイクッションシミュレータを駆動させる第2の駆動モードを選択する駆動モード選択器と、 前記駆動モード選択器により前記第1の駆動モードが選択されると、前記ダイクッション圧力指令信号と前記圧力検出器により検出された圧力を示す第1のダイクッション圧力信号とに基づいて、前記圧力検出器により検出される前記液圧シリンダのクッション圧発生側加圧室の圧力を、前記ダイクッション圧力指令信号に対応する圧力にする前記第1のトルク指令信号を生成し、生成した前記第1のトルク指令信号を前記ダイクッション装置本体に出力し、前記駆動モード選択器により前記第2の駆動モードが選択されると、前記ダイクッション圧力指令信号と前記ダイクッションシミュレータにより演算された前記液圧シリンダのクッション圧発生側加圧室の圧力を示す第2のダイクッション圧力信号とに基づいて、前記ダイクッションシミュレータにより演算される前記液圧シリンダのクッション圧発生側加圧室の圧力を、前記ダイクッション圧力指令信号に対応する圧力にする第2のトルク指令信号を生成し、生成した前記第2のトルク指令信号を前記ダイクッションシミュレータに出力するダイクッション圧力制御器と、 少なくとも前記第2のトルク指令信号と前記プレス機械のスライドの位置を示すスライド位置信号とに基づいて演算する物理量の中から、少なくとも前記第2のダイクッション圧力信号を出力する前記ダイクッションシミュレータと、 前記駆動モード選択器により前記第1の駆動モードが選択されると、前記圧力検出器により検出された前記第1のダイクッション圧力信号を前記ダイクッション圧力制御器に入力させ、かつ前記第1のトルク指令信号を前記ダイクッション装置本体に出力させ、前記駆動モード選択器により前記第2の駆動モードが選択されると、前記ダイクッションシミュレータにより演算された前記第2のダイクッション圧力信号を前記ダイクッション圧力制御器に入力させ、かつ前記第2のトルク指令信号を前記ダイクッションシミュレータに出力させる入出力選択器と、 を備えたダイクッション制御装置。
IPC (4件):
B21D 24/02 ( 200 6.01) ,  B30B 15/02 ( 200 6.01) ,  B30B 15/16 ( 200 6.01) ,  G05B 13/04 ( 200 6.01)
FI (5件):
B21D 24/02 D ,  B21D 24/02 A ,  B30B 15/02 A ,  B30B 15/16 Z ,  G05B 13/04

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