特許
J-GLOBAL ID:201803008218039290
内燃機関の制御システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
川口 嘉之
, 世良 和信
, 平川 明
, 関根 武彦
, 今堀 克彦
, 宮下 文徳
, 小久保 篤史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-125605
公開番号(公開出願番号):特開2017-227196
出願日: 2016年06月24日
公開日(公表日): 2017年12月28日
要約:
【課題】本発明は、ターボチャージャのコンプレッサよりも上流側の吸気通路にEGRガスが還流される構成を有する内燃機関において、コンプレッサ下流通路での凝縮水の発生をより好適に抑制することを目的とする。【解決手段】本発明では、コンプレッサ下流通路の壁面の温度を上昇させるべく該コンプレッサ下流通路を流れる吸気を昇温させる昇温処理が行われる。そして、昇温処理の実行前におけるコンプレッサ下流通路を流れる吸気の露点温度と最高露点温度との差(露点温度差)が所定閾値より大きいときは、タービンの回転速度を高くすると共にスロットル弁の開度を小さくすることで昇温処理が実行される。一方、昇温処理の実行前における露点温度差が所定閾値以下のときは、タービンの回転速度を高くすると共に、コンプレッサをバイパスする吸気バイパス通路に設けられたバイパス弁の開度を大きくすることで昇温処理が実行される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に設けられたコンプレッサと該内燃機関の排気通路に設けられたタービンとを有するターボチャージャと、
前記吸気通路における前記コンプレッサよりも下流側に設けられたスロットル弁と、
前記タービンよりも下流側の前記排気通路と前記コンプレッサよりも上流側の前記吸気通路とを連通するEGR通路と、
前記コンプレッサよりも下流側且つ前記スロットル弁よりも上流側の前記吸気通路と前記コンプレッサよりも上流側の前記吸気通路とを連通する吸気バイパス通路と、
前記吸気バイパス通路に設けられ、前記吸気バイパス通路を通って前記コンプレッサよりも下流側の前記吸気通路から前記コンプレッサよりも上流側の前記吸気通路に還流する吸気の流量を調整するバイパス弁と、
前記タービンの回転速度を調整する回転速度調整部と、を備えた内燃機関を制御する内燃機関の制御システムにおいて、
前記コンプレッサよりも下流側且つ前記スロットル弁よりも上流側の前記吸気通路であるコンプレッサ下流通路の壁面の温度を推定または検出する温度検出部と、
前記コンプレッサ下流通路を流れる吸気の露点温度を推定する露点温度推定部と、
前記排気通路を流れる排気の一部が前記EGR通路を通ってEGRガスとして前記吸気通路に還流されている状態において、前記温度検出部によって推定または検出される前記コンプレッサ下流通路の壁面の温度が、前記内燃機関の全運転領域における、前記コンプレッサ下流通路を流れる吸気の露点温度の最高値である所定の最高露点温度以下になった場合に、前記コンプレッサ下流通路を流れる吸気を昇温させる昇温処理を実行する昇温処理部と、を備え、
前記昇温処理部が、前記昇温処理の実行前に前記露点温度推定部によって推定される前記コンプレッサ下流通路を流れる吸気の露点温度と前記最高露点温度との差が所定閾値より大きいときは、前記回転速度調整部によって前記タービンの回転速度を高くすると共に前記スロットル弁の開度を小さくすることで前記昇温処理を実行し、前記昇温処理の実行前に前記露点温度推定部によって推定される前記コンプレッサ下流通路を流れる吸気の露点温度と前記最高露点温度との差が前記所定閾値以下のときは、前記回転速度調整部によって前記タービンの回転速度を高くすると共に前記バイパス弁の開度を大きくすることで前記昇温処理を実行する内燃機関の制御システム。
IPC (11件):
F02D 23/00
, F02D 45/00
, F02D 43/00
, F02M 26/06
, F02M 26/50
, F02D 21/08
, F02D 9/02
, F02M 35/10
, F02B 37/00
, F02B 37/16
, F02B 37/18
FI (20件):
F02D23/00 F
, F02D45/00 345Z
, F02D43/00 301K
, F02D43/00 301R
, F02D43/00 301N
, F02M26/06
, F02M26/50 321
, F02D23/00 J
, F02D21/08 301A
, F02D9/02 S
, F02D9/02 Q
, F02M35/10 301V
, F02M35/10 311E
, F02D21/08 311B
, F02D45/00 301E
, F02D45/00 301F
, F02B37/00 302F
, F02B37/16 B
, F02B37/00 302Z
, F02B37/18 A
Fターム (41件):
3G005EA04
, 3G005EA16
, 3G005FA21
, 3G005GA02
, 3G005GB18
, 3G005GB28
, 3G005HA12
, 3G005HA19
, 3G005JA13
, 3G005JA24
, 3G005JA45
, 3G005JA51
, 3G005JB02
, 3G062BA06
, 3G062ED10
, 3G062GA10
, 3G065AA03
, 3G065GA05
, 3G065GA14
, 3G065GA41
, 3G092AA01
, 3G092AA17
, 3G092AA18
, 3G092DB03
, 3G092DC09
, 3G092EA01
, 3G092EA02
, 3G092HA06Z
, 3G092HA10Z
, 3G092HD07Z
, 3G384AA01
, 3G384BA05
, 3G384BA27
, 3G384DA44
, 3G384EB01
, 3G384EB02
, 3G384ED07
, 3G384FA01Z
, 3G384FA04Z
, 3G384FA11Z
, 3G384FA48Z
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