特許
J-GLOBAL ID:201803008440836611

ランキンサイクルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-195709
公開番号(公開出願番号):特開2018-059421
出願日: 2016年10月03日
公開日(公表日): 2018年04月12日
要約:
【課題】エンジンの暖機完了後においてはシステム内を減圧し、尚且つ、エンジンの完了前においてはシステム内の圧力を大気圧相当まで上昇させることが可能なランキンサイクルシステムを提供する。【解決手段】エンジン10の暖機完了前はランキンサイクルシステム100の熱源側の圧力を大気圧相当に維持し、エンジン10の暖機完了後は同熱源側を減圧して飽和蒸気圧以下とすべく、切り離し弁33,38、ガス導入弁58および真空ポンプ54を制御する。切り離し弁33,38は、システム100の熱源側と冷却側とを切り離す制御弁である。ガス導入弁58は、気液分離器16の気相部とガスタンク53を接続する冷媒管57に設けられている。真空ポンプ54は、キャッチタンク44の気相部とガスタンク53を接続する冷媒管51に設けられている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンの廃熱により液相から気相に変化する冷媒が流れる熱源側流路と、 前記熱源側流路と共に閉流路を形成し、気相冷媒を液相冷媒に戻す冷却側流路と、 前記熱源側流路と前記冷却側流路とを接続しまたは遮断する第1制御弁と、 前記熱源側流路の気相部と前記冷却側流路の気相部とを接続する接続流路と、 前記接続流路に設けられ、前記熱源側流路および前記冷却側流路を流れる気相冷媒とガスを貯蔵可能なガスタンクと、 前記接続流路の前記ガスタンクと前記冷却側流路の気相部との間に設けられ、前記冷却側流路の気相部の気相冷媒とガスを前記ガスタンクに送る真空ポンプと、 前記接続流路の前記ガスタンクと前記熱源側流路の気相部との間に設けられ、前記ガスタンクと前記熱源側流路の気相部とを接続しまたは遮断する第2制御弁と、 前記エンジンの暖機完了前は前記熱源側流路内の圧力を第1圧力まで上昇させ、前記エンジンの暖機完了後から少なくとも前記エンジンでの液相冷媒の沸騰が始まるまでは前記熱源側流路内の圧力を前記第1圧力よりも低い第2圧力まで低下させるように、前記第1制御弁、前記第2制御弁および前記真空ポンプを制御する制御装置と、 を備えることを特徴とするランキンサイクルシステム。
IPC (7件):
F01K 23/10 ,  F02G 5/00 ,  F02G 5/02 ,  F02G 5/04 ,  F01P 3/20 ,  F01N 5/02 ,  F01P 3/22
FI (10件):
F01K23/10 Q ,  F02G5/00 B ,  F02G5/02 B ,  F02G5/04 Q ,  F02G5/04 C ,  F01P3/20 E ,  F01P3/20 F ,  F01N5/02 F ,  F01P3/22 J ,  F01P3/22 T
Fターム (8件):
3G081BA02 ,  3G081BA18 ,  3G081BB00 ,  3G081BC06 ,  3G081BC07 ,  3G081BD03 ,  3G081DA04 ,  3G081DA06

前のページに戻る