特許
J-GLOBAL ID:201803008535567677

船舶

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 有古特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-255798
公開番号(公開出願番号):特開2018-103961
出願日: 2016年12月28日
公開日(公表日): 2018年07月05日
要約:
【課題】主ガスエンジンへBOGを供給しつつ、副ガスエンジンへ燃料ガスを安定して供給できるようにする。【解決手段】船舶は、LNGを貯留するタンクから圧縮機へBOGを導く送気ラインと、圧縮機から主ガスエンジンへBOGを導く第1供給ラインと、タンク内のポンプから強制気化器へLNGを導く送液ラインと、強制気化器から副ガスエンジンへ気化ガスを導く、上流側から順に冷却器および気液分離器が設けられた第2供給ラインと、気液分離器の下流側で第2供給ラインから分岐してタンクへつながる返送ラインと、圧力計で検出される気液分離器内の圧力または第2供給ラインにおける気液分離器の下流側の圧力に基づいて返送弁をPID制御により制御する制御装置と、を備え、気液分離器は分離室とドレン室を含み、制御装置は、レベル計で検出されるドレン室内の液相レベルに基づいて、PID制御のPゲインおよびIゲインの少なくとも一方を変更する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
推進用の主ガスエンジンと、 液化天然ガスを貯留するタンクと、 前記タンク内で発生するボイルオフガスを圧縮機へ導く送気ラインと、 前記圧縮機から吐出されるボイルオフガスを前記主ガスエンジンへ導く第1供給ラインと、 船内電源用の副ガスエンジンと、 前記タンク内に配置されたポンプから吐出される液化天然ガスを強制気化器へ導く送液ラインと、 前記強制気化器にて生成される気化ガスを前記副ガスエンジンへ導く、上流側から順に冷却器および気液分離器が設けられた第2供給ラインと、 前記気液分離器の下流側で前記第2供給ラインから分岐して前記タンクへつながる、返送弁が設けられた返送ラインと、 前記気液分離器内の圧力または前記第2供給ラインにおける前記気液分離器の下流側の圧力を検出する圧力計と、 前記圧力計で検出される圧力に基づいて前記返送弁をPID制御により制御する制御装置と、を備え、 前記気液分離器は、気化ガスを気相と液相とに分離する分離室と、前記分離室と連通し、前記液相を貯留するドレン室を含み、 前記ドレン室内の液相レベルを検出するレベル計をさらに備え、 前記制御装置は、前記レベル計で検出される前記ドレン室内の液相レベルに基づいて、前記PID制御のPゲインおよびIゲインの少なくとも一方を変更する、船舶。
IPC (3件):
B63B 25/16 ,  B63H 21/14 ,  B63J 3/04
FI (3件):
B63B25/16 D ,  B63H21/14 ,  B63J3/04

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