特許
J-GLOBAL ID:201803008720258362

電流センサの取付状態判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-080329
公開番号(公開出願番号):特開2018-179787
出願日: 2017年04月14日
公開日(公表日): 2018年11月15日
要約:
【課題】 単相2線式出力のインバータ回路が単相3線式の電力系統の2つの電圧線のいずれかと中性線とに連系する電力システムにおいて、連系点よりも電力系統側の電線に取り付けられる2つの電流センサの取付状態を適切に判定する。【解決手段】発電停止状態で内部負荷を電力系統に接続したときに2つの電流センサの一方の電流センサのみに負荷容量分の電流変動が検出された場合、一方の電流センサは連系している電圧線に取り付けられ、他方の電流センサは連系していない電圧線に取り付けられていると判定する。また、上記電流変動が連系している電圧線の電圧に対して同位相か逆位相かにより、一方の電流センサの取付方向を判定する。また、他方の電流センサに電流変動が生じた場合に、その電流変動が連系している電圧線の電圧に対して逆位相か同位相かにより、他方の電流センサの取付方向を判定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
直流電力を供給する発電装置と、該発電装置からの直流電力を交流電力に変換するよう構成されて単相3線式の電力系統の2つの電圧線のいずれかと中性線とに連系する単相2線式出力のインバータ回路と、前記インバータ回路の出力線間にスイッチを介して接続された内部負荷と、を備える発電システムにおいて、連系点よりも前記電力系統側の前記2つの電圧線に取り付けられるべき2つの電流センサの取付状態を判定する電流センサの取付状態判定装置であって、 前記インバータ回路の出力線間の電圧を検出する電圧センサと、 前記スイッチを駆動制御する制御装置と、 を備え、 前記制御装置は、前記発電装置が発電停止している状態で前記スイッチをオンしたときに、前記2つの電流センサのうちの一方の電流センサにおいて前記内部負荷の電力消費に応じた電流変化が検出され且つ他方の電流センサにおいて前記内部負荷の電力消費に応じた電流変化が検出されなかった場合、前記一方の電流センサにより検出された電流と前記電圧センサにより検出された電圧とが同位相で変化していれば前記インバータ回路が連系している電圧線に前記一方の電流センサが順方向に取り付けられていると判定し、前記一方の電流センサにより検出された電流が前記電圧センサにより検出された電圧と逆位相で変化していれば前記インバータ回路が連系している電圧線に前記一方の電流センサが逆方向に取り付けられていると判定し、前記一方の電流センサの取付方向に応じて該一方の電流センサにより検出される電流の位相を補正する位相補正を実行し、前記他方の電流センサにより電流変化が検出されると、前記他方の電流センサにより検出された電流が前記電圧センサにより検出された電圧と逆位相で変化していれば前記インバータ回路が連系していない電圧線に前記他方の電流センサが順方向に取り付けられていると判定し、前記他方の電流センサにより検出された電流が前記電圧センサにより検出された電圧と同位相で変化していれば前記インバータ回路が連系していない電圧線に前記他方の電流センサが逆方向に取り付けられていると判定し、前記他方の電流センサの取付方向に応じて該他方の電流センサにより検出される電流の位相を補正する位相補正を実行する、 電流センサの取付状態判定装置。
IPC (2件):
G01R 31/02 ,  H02J 3/38
FI (2件):
G01R31/02 ,  H02J3/38 170
Fターム (6件):
2G014AA08 ,  2G014AA11 ,  2G014AB05 ,  2G014AB33 ,  5G066HA10 ,  5G066HB07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 分散型発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-020076   出願人:パナソニック株式会社

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