特許
J-GLOBAL ID:201803008769018260
内燃機関の潤滑油監視装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人YKI国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-196621
公開番号(公開出願番号):特開2018-059435
出願日: 2016年10月04日
公開日(公表日): 2018年04月12日
要約:
【課題】内燃機関の潤滑油の循環流路に改変を施すことなく、潤滑油の特性監視を可能とする。【解決手段】潤滑油監視装置10は、第1〜第3放射線検出器26A〜26C、放射性同位元素28、第1カウンタ62、第2カウンタ64、及び算出部70を備える。第1カウンタ62は、第1及び第2放射線検出器26A,26Bが同時に検出した、消滅ガンマ線を含む放射線をカウントする。第2カウンタ64は、第3放射線検出器26Cが検出した、放射性同位元素28のガンマ線を含む放射線をカウントする。算出部70は、第1カウンタ62のカウント数、ならびに、潤滑油20における、陽電子放出核種24の放射能及び陽電子放出核種24に対する流体遮蔽効果と、第2カウンタ64のカウント数、及び、潤滑油20における、放射性同位元素28に対する流体遮蔽効果とに基づいて、オイルパン22内の潤滑油20の気泡混入率及び燃料希釈率を求める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
陽電子放出核種が含有された潤滑油が内部に循環される内燃機関における、潤滑油監視装置であって、
前記内燃機関のオイルパンを挟むとともに前記オイルパン内の潤滑油液面下を通る軸線に沿って設けられた第1放射線検出器及び第2放射線検出器と、
前記第1及び第2放射線検出器を結ぶ軸線とは異なる角度で、前記オイルパンを挟むとともに前記オイルパン内の潤滑油液面下を通る軸線に沿って設けられた、前記陽電子放出核種及び消滅ガンマ線とは異なるエネルギーのガンマ線を放出する放射性同位元素、及び、第3放射線検出器と、
前記第1及び第2放射線検出器が同時に検出した、前記消滅ガンマ線を含む放射線を所定の検出時間に亘ってカウントする第1カウンタと、
前記第3放射線検出器が検出した、前記放射性同位元素のガンマ線を含む放射線を前記検出時間に亘ってカウントする第2カウンタと、
前記第1カウンタのカウント数、ならびに、前記第1及び第2放射線検出器の視野内に含まれる潤滑油における、前記陽電子放出核種の放射能及び前記陽電子放出核種に対する流体遮蔽効果と、前記第2カウンタのカウント数、及び、前記第3放射線検出器の視野内に含まれる潤滑油における、前記放射性同位元素に対する流体遮蔽効果とに基づいて、前記オイルパン内の潤滑油の気泡混入率及び燃料希釈率を求める算出部と、
を備えることを特徴とする、内燃機関の潤滑油監視装置。
IPC (3件):
F01M 11/10
, G01N 33/30
, G01T 1/172
FI (3件):
F01M11/10 B
, G01N33/30
, G01T1/172
Fターム (19件):
2G188AA27
, 2G188BB04
, 2G188BB07
, 2G188CC21
, 2G188CC28
, 2G188DD16
, 2G188DD25
, 2G188DD30
, 2G188EE14
, 2G188EE16
, 2G188EE25
, 2G188EE28
, 2G188EE29
, 3G015AA07
, 3G015BB00
, 3G015CA07
, 3G015DA04
, 3G015EA29
, 3G015FC09
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