特許
J-GLOBAL ID:201803008947099031

電源装置及び溶接用電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-251531
公開番号(公開出願番号):特開2015-109754
特許番号:特許第6239361号
出願日: 2013年12月04日
公開日(公表日): 2015年06月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 トランスの一次側に設けられ、ブリッジ回路を構成するスイッチング素子の動作により直流電圧から高周波交流電圧を生成するインバータ回路と、 前記インバータ回路の前段に設けられ、前記高周波交流電圧の正側及び負側電圧の生成に用いる第1及び第2コンデンサの各充電電圧を交互に前記インバータ回路に印加するように動作する補助回路と、 前記トランスの二次側にて所望出力電力を生じさせるように前記インバータ回路及び前記補助回路の動作を制御する制御回路と を備えた電源装置であって、 前記トランスに印加される高周波交流電圧の正側及び負側電圧を直接又は間接的に検出する電圧検出器を備え、 前記制御回路は、前記トランスに印加する高周波交流電圧の正側電圧を生成する前記インバータ回路のスイッチング素子の組と、前記高周波交流電圧の負側電圧を生成する前記インバータ回路のスイッチング素子の組との各オン時間が同じに設定された状態において、前記電圧検出器にて取得した検出電圧に基づく前記トランスに印加する高周波交流電圧の正側電圧とその印加時間との積と、前記電圧検出器にて取得した検出電圧に基づく前記トランスに印加する高周波交流電圧の負側電圧とその印加時間との積との比較により前記トランスに印加する高周波交流電圧の各極性の不平衡を検出しこの不平衡から偏磁状態を検出して、偏磁が許容範囲よりも増大したと判定した場合には、前記高周波交流電圧の正側電圧を生成する前記インバータ回路のスイッチング素子の組と、前記高周波交流電圧の負側電圧を生成する前記インバータ回路のスイッチング素子の組とのうち一方側のスイッチング素子の組のみのオン時間を前記同じに設定された状態のときのオン時間から調整することで他方側のスイッチング素子の組とオン時間を相違させ、前記トランスに対して高周波交流電圧の各極性で同等の印加状態とする偏磁補正処理を行うようにしたことを特徴とする電源装置。
IPC (1件):
H02M 7/48 ( 200 7.01)
FI (1件):
H02M 7/48 M
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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