特許
J-GLOBAL ID:201803009009492570
信号処理装置、通信システム、及び信号処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
速水 進治
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016068464
公開番号(公開出願番号):WO2017-033550
出願日: 2016年06月22日
公開日(公表日): 2017年03月02日
要約:
伝達関数算出部(522)は、送信装置(20)で用いられた帯域制限条件g(t)に基づいて対角行列G(f)を算出する。伝達関数算出部(524)は、光伝送路で受けた波長分散量c(t)に基づいて対角行列C(f)を算出する。伝達関数合成部(526)は、対角行列G(f)と対角行列C(f)を合成し、対角行列H(f)=G(f)×C(f)を算出する。等化係数算出部(528)は、対角行列H(f)を用いて、乗算部(506)で用いられる等化係数W(f)=H(f)H(H(f)HH(f)+(1/Es)×Φη)-1を算出する。ただし、H(f)Hは行列H(f)のエルミート転置行列であり、Esは光信号の電力であり、ΦηはN行N列の対角行列である。
請求項(抜粋):
偏波多重かつ多値変調されていて光伝送路を介して送信された光信号に基づいて電気信号を生成する電気信号生成手段と、
前記電気信号に対して補償処理を行う補償手段と、
を備え、
前記補償手段は、
前記電気信号をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、
前記フーリエ変換後の前記電気信号に周波数領域で等化処理を行う等化処理手段と、
前記等化処理が行われた後の前記電気信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手段と、
前記等化処理に用いられる等化係数行列W(f)を設定する等化係数設定手段と、
を有し、
前記等化係数設定手段は、以下の式に基づいて、前記等化係数行列W(f)を設定する信号処理装置。
W(f)=H(f)H(H(f)HH(f)+(1/Es)×Φη)-1
ただしH(f)=G(f)×C(f)、HHは行列Hのエルミート転置行列であり、Esは前記光信号の電力であり、Φnは雑音の有色性に基づいて定められるN行N列の対角行列である。
G(f)は、前記光信号の生成時の帯域制限条件に基づいて設定される対角行列であり、C(f)は光伝送路で受けた波長分散に基づいて設定される対角行列である。
IPC (5件):
H04B 10/61
, H04J 14/02
, H04B 10/250
, H04B 3/06
, H04J 14/06
FI (5件):
H04B10/61
, H04J14/02
, H04B10/2507
, H04B3/06 A
, H04J14/06
Fターム (14件):
5K046AA07
, 5K046BA01
, 5K046EE06
, 5K046EF15
, 5K102AA01
, 5K102AA15
, 5K102AD15
, 5K102AH14
, 5K102AH24
, 5K102KA01
, 5K102KA39
, 5K102MA02
, 5K102RD26
, 5K102RD28
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