特許
J-GLOBAL ID:201803009244829972
脱酸トマト汁の製造方法、及び脱酸トマト汁のグルタミン酸濃度の低下を抑制する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-252132
特許番号:特許第6279064号
出願日: 2016年12月26日
要約:
【課題】脱酸トマト汁製造時における、グルタミン酸含量低下の抑制。
【解決手段】本願発明者が試行錯誤して見出したのは、原料となるトマト搾汁の使用量と、弱塩基性陰イオン交換樹脂使用量の調整である。トマト搾汁を弱塩基性陰イオン交換樹脂による処理を行うことにより得られる、脱酸トマト汁の製造時において、原料となるトマト搾汁の使用量と、弱塩基性陰イオン交換樹脂の使用量を調整することである。さらに言えば、それによって、原料となるトマト搾汁に含まれる酸の量と、使用する弱塩基性イオン交換樹脂のイオン交換能との関係が特定の範囲であることである。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】脱酸トマト汁の製造方法であって、それを構成するのは、少なくとも、次の工程であり、
陰イオン交換:ここで陰イオン交換されるのは、トマト搾汁であり、そこで用いられるのは、弱塩基性陰イオン交換樹脂であり、
前記弱塩基性陰イオン交換樹脂は、当該樹脂の形状による分類がゲル型であり、
前記弱塩基性陰イオン交換樹脂が有する官能基は、一〜三級アミンの何れかのアミンであり、
かつ、
調整:ここで調整されるのは、前記トマト搾汁の量と前記弱塩基性陰イオン交換樹脂の使用量であり、
前記トマト搾汁に含まれる総酸量(A)と、前記弱塩基性陰イオン交換樹脂の実使用交換容量(B)との関係は、
21.1≦(A)/(B)≦59.5である。
IPC (3件):
A23L 2/02 ( 200 6.01)
, A23L 5/20 ( 201 6.01)
, A23L 2/78 ( 200 6.01)
FI (3件):
A23L 2/02 F
, A23L 5/20
, A23L 2/78 101
引用特許:
審査官引用 (4件)
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清涼飲料水
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-225992
出願人:キッコーマン株式会社, 日本デルモンテ株式会社
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透明トマト飲料
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-333594
出願人:日本デルモンテ株式会社
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保存可能な野菜搾汁液の製造法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-173004
出願人:株式会社ヤクルト本社
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