特許
J-GLOBAL ID:201803009268721811
サイクリック通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
大岩 増雄
, 竹中 岑生
, 村上 啓吾
, 吉澤 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-232060
公開番号(公開出願番号):特開2018-088210
出願日: 2016年11月30日
公開日(公表日): 2018年06月07日
要約:
【課題】複数の通信フレームからなる大容量データにおいても同時性を確保しつつ、高優先通信フレームの通信高速化を行えるサイクリック通信システムを得る。【解決手段】ネットワークを介してサイクリック通信を行う各端末は、通信制御部13aによってサイクリック用メモリ11aのデータを用いて通信フレームを送受信するように構成され、受信データについては、サイクリック用メモリ11aに格納し、そこから、書込み側メモリと読み出し側メモリとを有する受信データメモリに、データ監視制御部2021aによって、受信データをコピーするが、このとき、高優先フラグの付いていない受信データについては、受信データメモリの書込み側メモリにコピーするとともに、高優先フラグの付いた受信データについては、受信データメモリの読み出し側メモリにコピーする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
複数の端末がネットワークを介してサイクリック通信を行うサイクリック通信システムであって、
上記端末は、
上記サイクリック通信に使用されるデータを格納するサイクリック用メモリ、
上記サイクリック用メモリの送信データから通信フレームを作成し、この作成した通信フレームを送信するとともに、上記ネットワークを介して受信した通信フレーム内の受信データを上記サイクリック用メモリに格納する通信制御部、
上記受信データが書き込まれる書込み側メモリと、上記受信データが読み出される読み出し側メモリとを有する受信データメモリ、
上記受信データメモリの書込み側メモリと読み出し側メモリとを互いに切り替える受信データ切替部、
および上記サイクリック用メモリから上記受信データを上記受信データメモリにコピーするデータ監視制御部を備え、
サイクリック通信データを複数の通信フレームによって送受信する場合の各データの同時性を確保するために、上記通信フレームには、サイクリック通信の周期ごとにカウントされるカウンタ値が付加されるとともに、優先的に処理する必要のある通信フレームには高優先フラグが付与され、
上記受信データ切替部は、上記カウンタ値を用いて、各データの同時性を確認してから上記書込み側メモリと読み出し側メモリとを切り替え、
上記データ監視制御部は、上記高優先フラグの付いていない受信データについては、上記受信データメモリの書込み側メモリにコピーするとともに、上記高優先フラグの付いた受信データについては、上記受信データメモリの読み出し側メモリにコピーすることを特徴とするサイクリック通信システム。
IPC (1件):
FI (2件):
G06F15/173 665J
, G06F15/173 665F
Fターム (3件):
5B045BB32
, 5B045CC07
, 5B045DD01
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