特許
J-GLOBAL ID:201803009432188763

抗体様タンパク質の精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 安富国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016071369
公開番号(公開出願番号):WO2017-014261
出願日: 2016年07月21日
公開日(公表日): 2017年01月26日
要約:
本発明は、弱酸性条件での溶出工程を含む、抗体様タンパク質の精製方法を提供する。本発明は、下記(a)〜(b)の工程;(a)抗体様タンパク質を、担体に固定化されたリガンドを含むアフィニティー分離マトリックスと接触させ、アフィニティー分離マトリックスに吸着させる工程、および(b)pH3.5以上の溶出液をアフィニティー分離マトリックスと接触させ、抗体様タンパク質を溶出させる工程、を含み、前記リガンドが、配列番号1〜5に記載のプロテインAのE、D、A、B、またはCドメインに由来するアミノ酸配列において、Fc結合部位のGlnおよび/またはLysをAla、Ser、および/またはThrに置換して得られるアミノ酸配列を含み、前記置換前のリガンドと比較して、酸性pH領域での抗体結合能が低下しているリガンドである、抗体様タンパク質の精製方法を提供する。
請求項(抜粋):
下記(a)〜(b)の工程; (a)抗体様タンパク質を、担体に固定化されたリガンドを含むアフィニティー分離マトリックスと接触させ、アフィニティー分離マトリックスに吸着させる工程、および (b)pH3.5以上の溶出液をアフィニティー分離マトリックスと接触させ、抗体様タンパク質を溶出させる工程 を含み、前記リガンドが、 配列番号1〜5に記載のプロテインAのE、D、A、B、またはCドメインに由来するアミノ酸配列において、Fc結合部位のGlnおよび/またはLysをAla、Ser、および/またはThrに置換して得られるアミノ酸配列を含み、 前記置換前のリガンドと比較して、酸性pH領域での抗体結合能が低下しているリガンドである、 抗体様タンパク質の精製方法。
IPC (2件):
C07K 1/22 ,  C07K 16/00
FI (2件):
C07K1/22 ,  C07K16/00
Fターム (6件):
4H045AA20 ,  4H045BA10 ,  4H045CA11 ,  4H045DA75 ,  4H045FA74 ,  4H045GA26

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