特許
J-GLOBAL ID:201803009504729578

沸騰水型原子炉の燃料要素のための燃料要素缶の撓みを測定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-527846
特許番号:特許第6232430号
出願日: 2013年08月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 沸騰水型原子炉の燃料要素(8)のための燃料要素缶(10)の撓みを測定する方法であって、当該方法において燃料要素缶(10)の画像がカメラ2を用いて記録され写真測量法によって評価され、 a)燃料要素缶(10)は冠水したたらい内に位置し、 b)カメラ(2)は、燃料要素缶(10)の上方にz軸と平行で燃料要素缶(10)の上部フロントエッジ(12)から高さ(h)の位置にあり、燃料要素缶(10)に関して横方向にオフセットされており、 b1)その光軸(A)が燃料要素缶(10)の理想的な長手方向中心軸(14)に対して鋭角(α)をなすように方向付けられ、 b2)その画像平面(E)が、x軸と平行に延びる燃料要素缶(10)の二つのフロントエッジ(12、18)と平行になるように方向付けられ、 b3)カメラ(2)に面する燃料要素缶(10)の両方のフロントエッジ(12、18)が当該画像に描画され、 c)カメラ(2)によって記録された画像において、画像平面(E)に平行に方向付けられカメラ(2)に面するフロントエッジ(12、18)のコーナーポイント(12R、12L、18Rおよび18L)の画像位置(PL0、PR0、PLNおよびPRN)が測定され、 d)燃料要素缶(10)の既知の長さ(L)および幅(B)、フロントエッジのコーナーポイントの画像位置(PL0、PR0、PLNおよびPRN)、およびカメラ(2)の既知の画像幅から、理想的な長手方向中心軸(14)に垂直でその軸上の位置に関して定義される中間平面がカメラ(2)に面する燃料要素缶(10)の側面と交差する画像上の切断線(Si)の位置が計算されるか、または、この切断線(Si)の軸上の位置が画像上の所定の切断線(Si)の位置から計算され、 e)切断線(Si)が画像に挿入され、この切断線(Si)上に位置する燃料要素缶(10)のコーナーポイントの画像位置(PLi、PRi、BPLiおよびBPRi)が測定され、 f)コーナーポイントの画像位置(PLi、PRi、BPLiおよびBPRi)から、コーナーポイントを結びフロントエッジに平行に走る線分の中心点の画像位置(Mi、BMi)が決定され、 g)燃料要素缶(10)の既知の幅(B)とこの切断線(Si)におけるカメラ(2)の既知の画像スケールの助けを借りて、この中心点の測定された画像位置(Mi、BMi)を用いることにより、理想的な長手方向中心軸(14)からの燃料要素缶の偏位が計算される、方法。
IPC (2件):
G21C 17/06 ( 200 6.01) ,  G01B 11/16 ( 200 6.01)
FI (3件):
G21C 17/06 M ,  G21C 17/06 V ,  G01B 11/16 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

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