特許
J-GLOBAL ID:201803009549394313
グリシル-L-2-メチルプロピル-L-グルタミン酸を用いる自閉症スペクトラム障害の治療
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
田中 伸一郎
, 弟子丸 健
, 箱田 篤
, 浅井 賢治
, 山崎 一夫
, 市川 さつき
, 服部 博信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-094320
公開番号(公開出願番号):特開2018-138606
出願日: 2018年05月16日
公開日(公表日): 2018年09月06日
要約:
【課題】本発明は、グリシル-2-メチルプロリル-グルタミン酸(G-2-MePE)及びその類似体を用いて自閉症スペクトラム障害(ASD)を治療するための化合物、組成物及び方法を提供する。自閉症スペクトラム障害には、自閉症、自閉症性障害、アスペルガー症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)、脆弱X症候群、及びレット症候群(RTT)が含まれる。【解決手段】G-2-MePE及びその類似体を含有する組成物としては、水溶性製剤、油中水マイクロエマルション、油中水粗エマルション、油中水液晶、ナノカプセル、錠剤、及び経口投与ゲルがある。本発明の化合物及び組成物は、静脈内、脳室内、非経口、又は経口投与可能であり、神経変性の治療、神経機能の増強、発作活動その他のASDの症状の治療に有効であり、かつ自閉症スペクトラム障害を有するヒトを含めた動物の寿命を延長することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
自閉症スペクトラム障害(ASD)の症状を患っている動物の治療方法であって、有効量のグリシル-2-メチル-L-プロピル-L-グルタマート(G-2-MePE)を前記動物に投与する工程を含み、前記治療が、レット症候群自然経過/臨床的重症度スケール、異常行動チェックリストコミュニティー版(ABC)、ヴァインランド、臨床全般重症度印象(CGI-S)及びそれらの介護者が完成した介護者負担質問票(CSQ)から成る群より選択される1以上の行動試験、又は前記症状を患っていないコントロール動物と比べた脳波(EEG)スパイク周波数、EEGの周波数帯域の総パワー、手の動き、QTc及び心拍変動(HRV)、並びに呼吸不整から成る群より選択される1以上の生理学的試験で評価した場合に前記症状の改善をもたらす、方法。
IPC (3件):
A61K 38/06
, A61P 25/18
, A61K 45/00
FI (3件):
A61K38/06
, A61P25/18
, A61K45/00
Fターム (20件):
4C084AA02
, 4C084AA03
, 4C084AA19
, 4C084BA01
, 4C084BA08
, 4C084BA15
, 4C084CA59
, 4C084DC50
, 4C084MA22
, 4C084MA27
, 4C084MA28
, 4C084MA35
, 4C084MA37
, 4C084MA38
, 4C084MA52
, 4C084MA55
, 4C084MA57
, 4C084MA66
, 4C084NA14
, 4C084ZA18
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る