特許
J-GLOBAL ID:201803009652366778

マイクロ流路デバイスおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 松谷 道子 ,  岡部 博史 ,  稲葉 和久
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-508773
公開番号(公開出願番号):特表2018-530745
出願日: 2016年08月08日
公開日(公表日): 2018年10月18日
要約:
本発明によって新規なマイクロ流路デバイスおよびその製法を提供する。マイクロ流路デバイスは、注入口およびそれに連通した流体流路を具備する。流体流路は、流体流路の長手方向に沿って連続的に配置された第1流路、第2流路、および第3流路を具備する。第2流路の周面および第3流路の周面からなる群から選択される少なくとも一方の周面には抗体が固定されている。第3流路の断面積は、第2流路から第3流路に向かう方向Xに沿って一定であるか、または単調に増加している。第2流路の断面積は、第2流路の一端から他端にかけて、方向Xに沿って単調に増加している。第1流路の断面積は、第2流路の一端での断面積よりも大きい。
請求項(抜粋):
マイクロ流路デバイスを製造する方法であって、以下の工程を具備する: 流体流路を具備する第1基板上に、抗体を含有する水溶液を供給する工程(a)、 ここで、 前記流体流路は、前記流体流路の長手方向に沿って連続的に配置された第1流路、第2流路、および第3流路を具備しており、 前記第2流路は、一端および他端を有し、 前記第1流路は、前記第2流路の一端を介して、前記第2流路に連通しており、 前記第2流路は、前記第1流路および前記第3流路の間に挟まれており、 前記第2流路は、前記第2流路の他端を介して、前記第3流路に連通しており、 前記第3流路の断面積は、前記第2流路から前記第3流路に向かう方向Xに沿って一定であるか、または単調に増加しており、 前記第2流路の断面積は、前記第2流路の一端から他端にかけて、前記方向Xに沿って単調に増加しており、 前記第1流路の断面積は、前記第2流路の一端での断面積よりも大きく、かつ 前記水溶液は、前記第2流路に供給され、 前記水溶液を前記第2流路および前記第3流路の少なくとも一方に含まれる分析領域に接触させる工程(b) ここで、以下の関係(IAA)が充足され、 LS≦L2+L3 (IAA) ここで、 LSは、前記流体流路の長手方向に沿った前記第2流路の一端からの前記水溶液の長さを表し、 L2は、前記流体流路の長手方向に沿った前記第2流路の長さを表し、かつ L3は、前記流体流路の長手方向に沿った前記第3流路の長さを表し、 前記水溶液を保持させる工程(c)、ここで、 前記水溶液の一端は、前記第2流路の一端に位置しており、 前記水溶液の他端は、前記X方向とは逆の方向に沿って移動し、かつ 前記抗体は、前記分析領域に固定される。 ここで、以下の関係(IBB)が充足される: LA<LS’<LS (IBB) ここで、LAは、前記分析領域および前記第2流路の一端の間の距離を表し、かつLS’は、工程(c)における前記水溶液の長さを表す。
IPC (4件):
G01N 35/08 ,  G01N 37/00 ,  B81C 3/00 ,  B81B 1/00
FI (5件):
G01N35/08 A ,  G01N35/08 D ,  G01N37/00 101 ,  B81C3/00 ,  B81B1/00
Fターム (13件):
2G058DA07 ,  2G058EA11 ,  2G058EA19 ,  2G058FA07 ,  2G058FB09 ,  3C081AA17 ,  3C081BA05 ,  3C081BA06 ,  3C081BA23 ,  3C081CA05 ,  3C081CA13 ,  3C081CA32 ,  3C081EA27

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