特許
J-GLOBAL ID:201803009836827107

ベクトル化装置、ベクトル化方法、及び、ベクトル化プログラムが格納された記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 机 昌彦 ,  下坂 直樹
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016084115
公開番号(公開出願番号):WO2017-086391
出願日: 2016年11月17日
公開日(公表日): 2017年05月26日
要約:
集約演算を含む多重ループ処理をベクトル化する。 ベクトル化装置30は、ソフトウェアの二重ループ処理について、内側ループのループ長が外側ループのループ変数に依存し、二重ループ処理の結果を表す第一配列が内側ループのループ変数をインデックス値として含まない構成を検出する検出部31と、当該構成が検出された場合に、内側ループのループ長として、固定値を決定する固定値決定部32と、第一配列の値の算出に用いる第二配列の配列サイズを拡張することにより、二重ループ処理がループ長が当該固定値である内側ループを処理できるようにする拡張部33と、追加された第二配列の要素に対して要素値を設定することにより、これらの処理が行われる前後において二重ループ処理の結果が等しくなるようにする拡張要素設定部34と、これらの処理結果に基づいて、ソフトウェアを更新する更新部35と、を備える。
請求項(抜粋):
ソフトウェアに含まれる二重ループ処理について、内側ループのループ長が外側ループのループ変数の値に依存した変動値であり、かつ、前記二重ループ処理の結果を表す第一の配列変数が前記内側ループのループ変数をインデックス値として含まない構成であることを検出可能な検出手段と、 前記検出手段が前記構成を検出した場合に、前記内側ループのループ長として、所定の基準に基づく固定値を決定する固定値決定手段と、 前記第一の配列変数の値の算出に用いられる第二の配列変数の配列サイズを拡張することによって、前記二重ループ処理が、ループ長が前記固定値である前記内側ループを処理できるようにする拡張手段と、 前記拡張手段によって新たに追加された前記第二の配列変数の要素に対して、要素値を設定することによって、前記固定値決定手段及び前記拡張手段による処理が行われる前後において前記二重ループ処理の結果が等しくなるようにする拡張要素設定手段と、 前記固定値決定手段、前記拡張手段、及び、前記拡張要素設定手段による処理結果に基づいて、前記ソフトウェアを更新する更新手段と、 を備えるベクトル化装置。
IPC (2件):
G06F 8/41 ,  G06F 17/16
FI (2件):
G06F8/41 130 ,  G06F17/16 G
Fターム (2件):
5B056BB33 ,  5B081CC33

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