特許
J-GLOBAL ID:201803010076602833
燃料噴射装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
矢作 和行
, 野々部 泰平
, 久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-164004
公開番号(公開出願番号):特開2018-031298
出願日: 2016年08月24日
公開日(公表日): 2018年03月01日
要約:
【課題】大形化を抑制しつつ、燃料の排出速度を可変に制御することができる燃料噴射装置を提供する。【解決手段】第1駆動力から第2駆動力への駆動部33の発生駆動力の増加により、切替弁機構36によって流出流路の流路面積が切り替えられる。圧力制御室43の圧力降下の態様を変化させることで、ノズルニードル32の変位速度は、明確に変化する。噴孔30に供給される高圧燃料を通過させるフェース部62およびシート部39の間のオリフィス部分について、流路面積の拡大が急速に生じる。その結果、単位時間あたりに噴孔30から噴射される噴射量も、駆動部33による駆動力の切り替えの前後で、明確に変化する。したがって、燃料噴射装置100は、一つの駆動部33によって発生させる駆動力の制御により、燃料噴射の噴射率特性を変化させることが可能になる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
燃焼室(22)へ向けて噴孔(30)から燃料を噴射する燃料噴射装置(100)であって、
前記噴孔、前記噴孔に燃料を供給する供給流路(40)、前記供給流路を流通する燃料の一部が流入する圧力制御室(43)、前記圧力制御室の燃料を低圧側に流出させる流出流路(42)、が形成された弁ボデー(31)と、
前記圧力制御室の燃料圧力の変動により前記弁ボデーに対して相対変位することで、前記噴孔を開閉させる弁部材(32)と、
前記流出流路内に配置された第1弁体(38)および第2弁体(37)を有し、前記流出流路の流路面積を切り替える切替弁機構(36)と、
前記弁ボデーに収容され、前記切替弁機構によって流路面積を切り替えるために前記第1弁体に駆動力を与えて前記第1弁体をリフトし、前記第1弁体のリフト量を第1リフト量または前記第1リフト量よりも大きい第2リフト量に制御する駆動部(33)と、
前記第1弁体および前記第2弁体が収容されている切替室(44,45)と前記供給流路とを連通する連通通路(57)が形成されており、前記第1弁体のリフト量に応じて前記連通通路を開閉する第3弁体(35)と、を含み、
前記切替弁機構は、
前記第1弁体がリフトしていない場合には、前記第1弁体が前記弁ボデーに着座して前記流出流路を閉鎖し、
前記第1弁体が前記第1リフト量の位置にある場合には、前記第1弁体が前記弁ボデーから離座し、前記第1弁体が前記第3弁体の第1当接部(79)に当接し、前記弁ボデーから前記第2弁体が離座していない位置にあることで前記流出流路を第1絞り状態に制限し、
前記第1弁体が前記第2リフト量に位置にある場合には、前記第1弁体が前記弁ボデーから離座し、前記第1弁体による前記第1当接部の押圧で前記第3弁体が変位し、前記第1弁体による前記第2弁体の第2当接部(73)への押圧によって前記第2弁体を前記弁ボデーから離座した位置にあることで前記流出流路を前記第1絞り状態とは流路面積が異なる第2絞り状態に制限し、
前記第3弁体は、
前記第1弁体がリフトしていない場合には、前記第1弁体と離座して前記連通通路を開放し、
前記第1弁体が前記第1リフト量の位置または前記第2リフト量の位置にある場合には、前記第1弁体と接触して前記連通通路を閉鎖する燃料噴射装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F02M47/00 A
, F02M51/06 N
Fターム (11件):
3G066AA07
, 3G066AB02
, 3G066AC09
, 3G066BA19
, 3G066BA67
, 3G066CC08T
, 3G066CC08U
, 3G066CC48
, 3G066CC51
, 3G066CE27
, 3G066DA08
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