特許
J-GLOBAL ID:201803010085492145

量子鍵生成のためのシステム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  高橋 秀明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-551220
公開番号(公開出願番号):特表2018-513622
出願日: 2016年03月30日
公開日(公表日): 2018年05月24日
要約:
2つの光子検出器ユニットと;上記2つの光子検出器ユニット間に延在する2つの光子エンタングルメント鎖と;不均一な光子伝播遅延を提供するよう構造的に構成された少なくとも2つの不均一なコアをそれぞれ含む複数のマルチコアファイバリンクと、を備える、量子鍵生成システム。各上記光子エンタングルメント鎖は:光子のペアをエンタングルさせるよう構造的に構成された、少なくとも1つの量子リピータと;上記マルチコアファイバリンクを用いて上記量子リピータに光学的に連結された第1及び第2の終端量子メモリとを備え、これにより、上記第1及び第2の終端量子メモリが受信する光子は、上記量子リピータによってエンタングルされた光子とエンタングルされる。上記2つの光子エンタングルメント鎖それぞれの上記第1及び第2の終端量子メモリは、第1及び第2の交差鎖量子リピータを形成し、上記第1及び第2の光子検出器ユニットは、上記第1及び第2の交差鎖量子リピータそれぞれが生成した、測定可能なエンタングルした粒子を受信するよう、構造的に構成される。
請求項(抜粋):
2つの光子検出器ユニット、2つの光子エンタングルメント鎖、及び複数のマルチコアファイバリンクを備える、量子鍵生成システムであって: 各前記光子エンタングルメント鎖は、前記2つの光子検出器ユニットの間に延在し; 各前記光子エンタングルメント鎖は、少なくとも1つの量子リピータ、並びに第1及び第2の終端量子メモリを備え; 前記第1及び第2の終端量子メモリは、前記光子エンタングルメント鎖の第1及び第2の端部それぞれに位置決めされ; 各前記光子エンタングルメント鎖の前記量子リピータは、1ペアの光子をエンタングルさせるように構造的に構成され; 前記複数のマルチコア光ファイバリンクは、各前記光子エンタングルメント鎖の前記量子リピータを、各前記光子エンタングルメント鎖の前記第1及び第2の終端量子メモリに、光学的に連結させるよう、構造的に構成され、これにより、前記第1及び第2の終端量子メモリが受信する光子が、前記量子リピータがエンタングルさせた光子とエンタングルし; 前記複数のマルチコア光ファイバリンクはそれぞれ、不均一な光子伝播遅延をもたらすよう構造的に構成される、少なくとも2つの不均一なコアを備え; 前記2つの光子エンタングルメント鎖それぞれの前記第1及び第2の終端量子メモリは、それぞれ、第1及び第2の交差鎖量子リピータを形成して、前記交差鎖量子リピータにおいて測定可能なエンタングルド粒子を生成し; 前記第1及び第2の光子検出器ユニットは、それぞれ前記第1及び第2の交差鎖量子リピータによって生成された前記測定可能なエンタングルド粒子を受信するよう、構造的に構成される、量子鍵生成システム。
IPC (4件):
H04L 9/12 ,  H04B 10/70 ,  H04J 14/00 ,  G02F 3/00
FI (4件):
H04L9/00 631 ,  H04B10/70 ,  H04J14/00 ,  G02F3/00
Fターム (23件):
2K102AA06 ,  2K102AA37 ,  2K102BA00 ,  2K102BA31 ,  2K102BB02 ,  2K102BB10 ,  2K102BC01 ,  2K102BD04 ,  2K102DA01 ,  2K102DC07 ,  2K102DC08 ,  2K102EB16 ,  2K102EB20 ,  2K102EB22 ,  5J104AA05 ,  5K102AB11 ,  5K102AD01 ,  5K102AD12 ,  5K102AH02 ,  5K102AH24 ,  5K102PA01 ,  5K102PH31 ,  5K102RB02
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • System Design for a Long-Line Quantum Repeater

前のページに戻る