特許
J-GLOBAL ID:201803010450023400

クレーンの操作を支援するための判定装置、判定システム、プログラムおよび記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人朝日特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-502908
特許番号:特許第6266836号
出願日: 2016年02月15日
要約:
【要約】 多くのセンサを用いることなく、クレーンの操作者の負担を軽減するための手段を実現することを目的とする。この目的を達成するために、本発明は一実施形態として判定システム(1)を提案する。判定システム(1)は、クレーン(92)のジブ(922)の先端付近に配置され継続的に下方に撮像を行う撮像装置(11)と、撮像装置(11)により撮像された画像を認識し、画像におけるグラブ(924)および貨物倉(91)内の作業者や重機等の対象物の移動状態を特定し、特定した移動状態に基づき近い将来、グラブ(924)と対象物とが平面上で接触または近接する可能性の有無を判定する判定装置(12)を備える。判定装置(12)は、グラブ(924)と対象物の接触または近接の可能性があると判定した場合、クレーン(92)の操作者に対する通知を行う。
請求項(抜粋):
【請求項1】 クレーンに設置され前記クレーンの吊り荷の上方から下方に向かい撮像を行う撮像装置により撮像された画像において、予め定められた外観上の特徴を有する対象物と前記吊り荷とを認識する画像認識手段と、 前記撮像装置により複数の異なる時刻に撮像された画像の各々に関する、当該画像の撮像の時刻と、前記画像認識手段により認識された前記対象物および前記吊り荷の当該画像内における位置とに基づき、現時点から前記予め定められた時間が経過するまでの期間内の複数の時刻の各々における前記対象物および前記吊り荷の位置を推定し、当該推定した位置に基づき、前記対象物と前記吊り荷が現時点から予め定められた時間が経過するまでの期間に予め定められた距離より近付くか否かを判定する判定手段と を備える判定装置。
IPC (2件):
B66C 13/00 ( 200 6.01) ,  B66C 15/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
B66C 13/00 D ,  B66C 15/00 E

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