特許
J-GLOBAL ID:201803010601724635

クランプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-196124
公開番号(公開出願番号):特開2018-058138
出願日: 2016年10月04日
公開日(公表日): 2018年04月12日
要約:
【課題】クランプ時の回転体の変位をより抑制できるクランプ装置を提供することを目的とする。【解決手段】ピストンを前記回転軸に沿ってスライドするシリンダ部と、該シリンダ部と前記回転体との間に設けられた伝達部材と、該伝達部材と前記回転体との間に設けられたクランプ部材とを備え、 前記ピストンは、回転軸と直交する方向の端面に前記伝達部材を押圧する第1押圧部を備え、 前記伝達部材は、外周縁部に前記ピストンと接触する第1接触部と、内周縁部に前記クランプ部材を押圧する第2押圧部と、を備え、 前記クランプ部材は、外周縁部に前記クランプ部材と接触する第2接触部と、内周縁部に前記回転体を押圧する第3押圧部と、を備え、 前記第1押圧部と前記第1接触部の少なくとも一方がテーパ面を有していることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ボデー内に軸受けを介して回転軸心周りに回転可能に設けられた回転体に対して、アンクランプ状態では隙間を有して配置され、一方、クランプ状態では該隙間が排除されて接触することで前記回転体を固定保持する工作機械用のクランプ装置において、 ピストンを前記回転軸に沿ってスライドするように収容するシリンダ室を有するシリンダ部と、 該シリンダ部と前記回転体との間に設けられ、且つ、前記回転体を覆う第1円筒部と該第1円筒部の一端側から前記回転軸と直交する方向に延びる第1フランジ部とからなる伝達部材と、 前記第1円筒部と前記回転体との間に該回転体を覆う第2円筒部を有し、前記回転体に対して前記回転軸に沿って変位するのを抑制するように設けられたクランプ部材と、 を備え、 前記第1円筒部の他端は、前記回転軸心周りに且つ、前記回転軸に沿って設けられた複数の第1切欠き部と、該各第1切欠き部の周方向両隣りに、夫々前記回転軸と直交する方向に屈曲可能な弾性爪壁と、を備え、 前記ピストンは、回転軸と直交する方向の端面に前記弾性爪壁を押圧する第1押圧部を備え、 前記弾性爪壁は、外周縁部に前記第1押圧部と接触する第1接触部と、内周縁部に前記第2円筒部を押圧する第2押圧部と、を備え、 前記第2円筒部は、外周縁部に前記第2押圧部と接触する第2接触部と、内周縁部に前記回転体を押圧する第3押圧部と、を備え、 前記第1押圧部と前記第1接触部の少なくとも一方がテーパ面を有していることを特徴とするクランプ装置。
IPC (2件):
B23Q 1/28 ,  B23Q 1/52
FI (2件):
B23Q1/28 C ,  B23Q1/52
Fターム (5件):
3C048BC02 ,  3C048CC04 ,  3C048CC17 ,  3C048DD12 ,  3C048EE06

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