特許
J-GLOBAL ID:201803010947406150

助手席用エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-125984
公開番号(公開出願番号):特開2017-226395
出願日: 2016年06月24日
公開日(公表日): 2017年12月28日
要約:
【課題】センタバッグ部にベントホールを形成しても、車両の斜め衝突時にセンタバッグ部によって助手席乗員を有効に拘束する。【解決手段】助手席用エアバッグ装置20では、エアバッグ24が本体バッグ部26及びセンタバッグ部28を有し、センタバッグ部28の突出部28Bが本体バッグ部26よりも後側へ突出している。また、センタバッグ部28内に第2テザー36が配設され、第2テザー36は、本体バッグ部26と突出部28Bとの間の境界部24Aの縫製部24A1と、センタバッグ部28の側部と、を連結している。ここで、センタバッグ部28に形成された第2ベントホール28Hが第2テザー36より後側に配置している。このため、斜め衝突時に助手席乗員Pの頭部Hが突出部28Bに当たっても、センタバッグ部28が第2テザー36よりも前側の部位を起点に屈曲することを抑制できる。よって、センタバッグ部28によって頭部Hを有効に拘束できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
インフレータからのガスの供給を受けて膨張展開されると共に、助手席乗員の車両前側で膨張展開される本体バッグ部、及び前記本体バッグ部に対して車幅方向中央側で膨張展開され且つ後端部が助手席乗員の頭部に対して車幅方向中央側斜め前方において前記本体バッグ部よりも車両後側へ突出されるセンタバッグ部を含んで構成されたエアバッグと、 前記エアバッグの後部における前記本体バッグ部と前記センタバッグ部との境界部分を構成し、前記本体バッグ部及び前記センタバッグ部を車幅方向に分離するスリットが形成された境界部と、 一端部が前記境界部における前記スリットよりも車両前側の部分に結合され、当該一端部から車幅方向中央側へ延出されると共に、他端部が前記センタバッグ部に結合されたテザーと、 前記本体バッグ部に形成された第1ベントホールと、 前記センタバッグ部に形成され、前記テザーよりも車両後側に配置される第2ベントホールと、 を備えた助手席用エアバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/233 ,  B60R 21/205
FI (2件):
B60R21/2338 ,  B60R21/205
Fターム (7件):
3D054AA03 ,  3D054AA07 ,  3D054AA14 ,  3D054CC11 ,  3D054CC15 ,  3D054CC34 ,  3D054CC42
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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