特許
J-GLOBAL ID:201803010997470681

流体管の離脱防止装置及び流体管の離脱防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-137752
公開番号(公開出願番号):特開2018-009616
出願日: 2016年07月12日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】コストを低減しながら離脱防止機能を確保できる流体管の離脱防止装置と、それを用いた流体管の離脱防止方法を提供する。【解決手段】係止部材32が、管軸方向に沿って外径が変化する傾斜面32aと、傾斜面32aの外径が大きくなる前方側に形成された前方爪32bと、傾斜面32aの外径が小さくなる後方側に形成された後方爪32cとを有する。ハウジング30の収容溝33が、前方側に向かって拡径した第一底面33aと、第一底面33aの前方側に形成された第二底面33bとを有する。第二底面33bは、管軸方向に平行に延びている。傾斜面32aの後方側に第一底面33aが当接しつつ、前方側に向かって第一底面33aが傾斜面32aから次第に離間し、且つ傾斜面32aの前方側に第二底面33bが当接した状態で、収容溝33から前方爪32bと後方爪32cが均等に突出するように構成されている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
一方の管の受口に他方の管の挿口を挿入してなる管継手に用いられる流体管の離脱防止装置において、 前記受口とは別個にまたは一体的に形成された環状体からなり、前記挿口に外嵌されるハウジングと、 前記挿口の外周面に係止する複数の係止部材と、 前記挿口の外周面に向けて開口し、前記複数の係止部材を収容する収容溝と、を備え、 前記係止部材は、管軸方向に沿って外径が変化する傾斜面と、前記傾斜面の外径が大きくなる前方側に形成された前方爪と、前記傾斜面の外径が小さくなる後方側に形成された後方爪とを有し、 前記収容溝は、前方側に向かって拡径した第一底面と、前記第一底面の前方側に形成された第二底面とを有し、 前記第二底面は、管軸方向に平行に延びており、または前方側に向かって縮径しており、または前記第一底面よりも小さい傾斜角度で前方側に向かって拡径しており、 前記傾斜面の後方側に前記第一底面が当接しつつ、前方側に向かって前記第一底面が前記傾斜面から次第に離間し、且つ前記傾斜面の前方側に前記第二底面が当接した状態で、前記収容溝から前記前方爪と前記後方爪が均等に突出するように構成されていることを特徴とする流体管の離脱防止装置。
IPC (1件):
F16L 21/08
FI (1件):
F16L21/08 E
Fターム (1件):
3H015HA02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 離脱防止管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-162904   出願人:コスモ工機株式会社

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