特許
J-GLOBAL ID:201803011130530262

エレクトロポレーション用電極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田邉 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-018858
公開番号(公開出願番号):特開2018-065038
出願日: 2018年02月06日
公開日(公表日): 2018年04月26日
要約:
【課題】 外来物質導入効率を安定して向上可能な技術であって、操作者の熟練度に依存することなく迅速且つ簡便な操作によりin vivo法によるエレクトロポレーションを行うことを可能とする技術を提供する。【解決手段】 複数の電極針を有するエレクトロポレーション用電極であって、第1極性電極針、電極針保持部、及びシリンジ保持部を含んでなる構造を有し、前記電極針保持部の外枠支持体下部構造体の底面から第1極性電極針がエレクトロポレーション対象物側に2本以上突出した構造を有し、前記外枠支持体下部構造体の底面にシリンジ保持部側と連通するシリンジ針挿入出孔を有し、前記電極針保持部のエレクトロポレーション対象物側とは反対側にシリンジ保持部を有し、前記シリンジ保持部が第2極性用通電部を少なくとも一部に備えたシリンジ針挿入出路を有する構造である、ことを特徴とするエレクトロポレーション用電極。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の電極針を有するエレクトロポレーション用電極であって、 (A)第1極性電極針、電極針保持部、及びシリンジ保持部を含んでなる構造を有し、 (B)前記電極針保持部が、外枠支持体下部構造体及び第1極性用通電部を含んでなる構造体であって、前記外枠支持体下部構造体の底面にシリンジ保持部側と連通するシリンジ針挿入出孔を有し、 (C)前記外枠支持体下部構造体の底面から第1極性電極針がエレクトロポレーション対象物側に2本以上突出した構造を有し、 前記第1極性電極針が、外枠支持体下部構造体の底面から突出した固定長の電極針であり、 (D)前記エレクトロポレーション用電極が、前記電極針保持部のエレクトロポレーション対象物側とは反対側である上部にシリンジ保持部を備えた構造であって、 前記シリンジ保持部が、シリンジヘッド装着部、シリンジ針挿入出路、及び第2極性用通電部、にて構成された構造であり、 (d-1)前記シリンジヘッド装着部が、シリンジヘッドの装着固定に適した上部開放型の内部空間を有するシリンジヘッド装着部内部構造体、並びに、外枠支持体として機能する外部構造である外枠支持体上部構造体、にて構成された構造であって、前記シリンジヘッド装着部が、前記外枠支持体上部構造体の内側に前記シリンジ装着部内部構造体を埋設保持した構造であり、 前記内部構造体の内部空間が、シリンジ針をシリンジ針挿入出路の上側から挿入して外枠支持体下部構造体の底面のシリンジ針挿入出孔から先端を突出させた際に、シリンジヘッドの固定に適した形状及びシリンジ外径に適合したサイズのものであり、 (d-2)前記シリンジ針挿入出路が、前記シリンジヘッド装着部の内部構造体の底部と、前記電極針保持部の外枠支持体下部構造体の底面のシリンジ針挿入出孔とを、連通する入出路構造、又は、分断した直線上の配置にて連通する入出路構造であって、 前記シリンジ針挿入出路が、導電性材質で構成されてなる第2極性用通電部を少なくとも一部に備えた構造であり、 前記第2極性用通電部の少なくとも一部が、導電性物質からなる直管構造を有する構造であって、シリンジ針挿入時のシリンジ針との接触及びシリンジ針のスムースな挿入出の両方が担保された内径又は内幅を有するものであり、 (E)前記エレクトロポレーション用電極が、シリンジ針を前記シリンジ針挿入出路の上側から挿入して前記シリンジ保持部にシリンジを装着した際に、シリンジヘッドが固定され、且つ、第2極性用通電部との接触を介してシリンジ針挿入出孔から突出したシリンジ針を第2極性電極針として使用可能とする部材電極である、 ことを特徴とする、 シリンジ針を備えたシリンジの装着にて組み立てが可能なエレクトロポレーション用電極。
IPC (2件):
A61N 1/04 ,  A61N 1/32
FI (2件):
A61N1/04 ,  A61N1/32
Fターム (3件):
4C053BB13 ,  4C053JJ02 ,  4C053JJ13
引用特許:
出願人引用 (4件)
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