特許
J-GLOBAL ID:201803011159941067

超音波探傷方法および超音波探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-180397
公開番号(公開出願番号):特開2018-044876
出願日: 2016年09月15日
公開日(公表日): 2018年03月22日
要約:
【課題】装置構成を複雑化することなく、検出能および分解能を向上させることができる超音波探傷方法および超音波探傷装置を提供すること。【解決手段】超音波探傷方法は、非集束超音波探触子10を丸棒鋼Sの円周方向に相対的に走査しながら超音波ビームを送受信し、丸棒鋼Sの円周方向の全周分の受信波形を記録する記録ステップと、丸棒鋼Sの直径をLD、丸棒鋼Sの内部の超音波ビームの拡散角度をφ1、丸棒鋼Sの表面から非集束超音波探触子10までの距離をLw、丸棒鋼Sの外部の超音波ビームの音速をV0、丸棒鋼Sの内部の超音波ビームの音速をV1、とした場合において、記録した受信波形の中から、式(1)を満たすような円周方向範囲θ1の受信波形を用いるとともに、開口合成により形成される超音波ビームの集束係数Jが式(3)を満たすように、開口合成処理を行う開口合成処理ステップと、を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
超音波探傷により丸棒鋼の内部の欠陥を検出する超音波探傷方法であって、 非集束超音波探触子を前記丸棒鋼の円周方向に相対的に走査しながら、前記非集束超音波探触子によって超音波ビームを送受信し、前記丸棒鋼の円周方向における全周分の受信波形を記録する記録ステップと、 前記丸棒鋼の直径をLD、前記丸棒鋼の内部における前記超音波ビームの拡散角度をφ1、前記丸棒鋼の表面から前記非集束超音波探触子までの距離をLw、前記丸棒鋼の外部における前記超音波ビームの音速をV0、前記丸棒鋼の内部における前記超音波ビームの音速をV1、とした場合において、前記記録ステップで記録した受信波形の中から、下記式(1)を満たすような円周方向範囲θ1の受信波形を用いるとともに、開口合成により形成される前記超音波ビームの集束係数Jが下記式(3)を満たすように、開口合成処理を行う開口合成処理ステップと、 を含むことを特徴とする超音波探傷方法。
IPC (2件):
G01N 29/07 ,  G01N 29/275
FI (2件):
G01N29/07 ,  G01N29/275
Fターム (8件):
2G047AA05 ,  2G047AB01 ,  2G047AC12 ,  2G047BA03 ,  2G047BB06 ,  2G047GF17 ,  2G047GF20 ,  2G047GG34

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